2019.06.16
体に刺青を入れることにより、どのような後遺症が起きるのでしょうか?
花粉症の方なら気にして欲しい後遺症や、自覚症状があらわれにくい重病などについて覚えておきましょう。
また、刺青を除去した際にもあらわれる後遺症についてもご説明します。
■花粉症の方は注意!刺青による後遺症とは
刺青による後遺症には、アレルギーやウイルス感染などが上げられます。
皮膚から異物が入ることにより、体が反応を示すのがアレルギー。
花粉症体質の方ならば、刺青インクで体が反応してしまうこともあるでしょう。
皮膚が腫れる、かゆみが止まらなくなるといった症状が出てきます。
花粉症はアレルギー体質の人がなりやすい症状のため、異物に対して過剰な反応を起こしてしまうことはめずらしくありません。
喘息をお持ちの方、家族に花粉症の方がいる場合には、いつか自分が発症する可能性を秘めています。
刺青による後遺症を発症したら、放置せずに病院にて相談しましょう。
■刺青で重病化することも
アレルギー以外では、ウイルス感染が心配されます。
これは針や器具の使い回しによる、他人からのウイルス感染。エイズや肝炎などにかかる可能性があります。
そのため、献血では一定期間断られることも。
衛生管理が行き届いた場所で彫られたものであれば、問題はありません。
後遺症として、発生するケースは少ないものの、絶対にないとは言い切れないもの。
特に肝炎は自覚症状が出にくいため、気づいたときには重病化していることも。
発症率は低くても、発症しにくいだけに、意識しにくい危険な病気と言えるでしょう。
■刺青は除去しても後遺症が残る?
刺青を除去する際にも、傷跡をまったく残さずに消し去ることは不可能です。
切除やハクサク法を用いた際には、傷跡を残すことになるでしょう。
また、体質によってはケロイドが生じることもあります。
ただし、刺青という異物を取り除くことができます。
刺青インクは今後、体にどのような影響を与えるか分からないもの。
心身のストレスを減らす効果が期待できます。
刺青除去は専門医の施術であれば、傷跡についても丁寧にケアしてもらえるもの。
できる限り後遺症が残らない施術を望むのであれば、刺青除去の経験が多い病院を当たってください。
刺青による後遺症は、他人事ではなく、自分にも当てはまることかもしれません。
刺青除去によっても傷跡という後遺症は残りますが、人間関係や社会において受け入れられやすくなるという、大きなメリットがあります。
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