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【医師が教える】刺青を彫ったら裁判になった?判決から学んだこととは

2019.06.15 

刺青除去

 

 

 

刺青を彫ったことにより、彫師が裁判にて有罪判決を言い渡されるという事件があったのをご存じですか?

決して事故があったわけではなく、ただ「刺青を入れた」だけ。

この驚きのできごとは彫師だけでなく、刺青がある方も注目すべき事件でしょう。

 

 

 

■刺青が裁判になった事件とは?

医師免許がないまま刺青を入れたことにより、2015年に医師法違反で、ある彫師が起訴されたことがありました。

大阪地方裁判所による判決では、「医師免許のない人が施術するのは危険」とのこと。

彫師の表現の自由が尊重されない判決がくだされることに。

明確な理由がないまま有罪判決がされたことにより、彫師側も世間の偏見を改めて認識する事態になりました。

他彫師たちも動揺を隠せなかったでしょう。

「彫師に医師免許が必要」などという認識は、世間一般にもなかったもの。注目の集まる裁判となりました。

 

 

 

■裁判の結果と刺青のイメージ

裁判は控訴審へと続き、2018年には無罪判決が言い渡されました。

このことから、彫師が医師免許を必要とすることもなく、安心した方も多いでしょう。

ですが2015年の敗訴により、世間の刺青に対する認識を考えさせられてしまったようです。

ファッションや自由な表現として受け入れられつつある刺青でも、裁判の判決を変えてしまうほどに、ネガティブなイメージが消えないものであることを知らしめてしまいました。

 

 

 

■裁判で刺青へのイメージは変わったのか?

この裁判をきっかけに、刺青へのポジティブなイメージが広がったかといえば、そうではないようです。

刺青による前向きな実体験を取材しようとしても、快く引き受けてくれる方がいなかったということも。

「医師免許のない彫師を有罪にする」という判決は行き過ぎに感じても、刺青事態に良いイメージを抱く人が増えたわけではありません。

社会では否定的な声も多く、就職や結婚、出産後に刺青を除去する方もいます。

実際に針や道具の衛生管理が行き届かなければ、ウイルス感染が発生することも。

皮膚を傷つけ、異物を入れる行為だからこそ、知識やスキルのない彫師に当たれば、傷や炎症を起こすこともあるでしょう。

 

 

刺青は古い歴史を持つ芸術作品とも言われていますが、彫っただけで裁判になるほど、世間へのインパクトが強いもの。

まだまだ一般的に受け入れられるものではないでしょう。

刺青についての考えを改め、除去することを思い始めた方もいるのでは?

方法や料金については、病院の無料カウンセリングで教えてもらうことができます。

是非一度ご検討下さい。

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