2019.07.12
入れ墨は誰もが楽しめるもの。体にピアスの穴を開けるように、自由に入れ墨を彫ることができると思っていませんか?
入れ墨を彫ることは違法ではないのか?入れ墨が違法ではない場合に起こるリスクとは?
この機会に、入れ墨にまつわる事情について覚えておきましょう。
■入れ墨は彫るのも彫られるのも違法?
入れ墨を彫ること、入れ墨を体に入れることは違法ではありません。
明治時代には強い規制が設けられ、違法行為として厳しく取り締まっていた時代もありましたが、昭和の第二次世界大戦後には取り外されるように。
現代では入れ墨を自由に楽しむことができ、彫師には資格や免許は必要ありません。
■入れ墨を彫ることが違法になるケースもある
入れ墨を客に彫り、逮捕されたケースがあります。これは県青少年健全育成条例違反によるもの。
18歳未満の少女に入れ墨を彫ったことが、条例に違反したためです。
埼玉県では県青少年健全育成条例が改正され、2013年より試行されていました。
未成年に入れ墨を入れることは違法であり、店舗を閉店していたにも関わらず、県警によって逮捕された事件です。
県によっては入れ墨にまつわる条例が設定されていることがあるため、彫師は条例と客が未成年かどうかを確認しなければ、違法な行為として逮捕されることになります。
■違法でないからこそ怖い入れ墨もある
基本的には違法行為でないから自由に楽しめるとは言うものの、逮捕以上に怖いできごともあります。
意識の低いインチキな彫師によって、適当な入れ墨を彫られてしまうことも。
デザイン性も悪く、仕上げも雑。なのに料金だけは多額の金額を請求されたケースもあります。
施術後に痛みが発生して病院に駆け込んだにも関わらず、彫師に訴えても取り合ってもらえなかったという方もいます。
さらに警察に訴えても、事件として取り扱われないという事態に。
入れ墨は違法ではなく自己責任。
それだけに、自分だけが痛い思いをしなければならないこともあるのです。
入れ墨に規制はないものの、未成年に関しては条例で規制されていることも。
また、入れ墨トラブルが発生しても、規制がないからこそ自己責任で片付けられてしまうこともあります。
自身の入れ墨は安全なものか?
急に怖くなってしまった方もいるのでは?除去をお考えなら、病院にて施術を受けることができます。
医師が対応するため、安心できるもの。
丁寧なカウンセリングもおこなっているため、一度病院をたずねてみてください。
2020.08.13
2020.08.11