2019.08.05
「海外では入れ墨に対する偏見がない」「自由に入れ墨が楽しめていいなあ」と思っている方も。
日本ほどではないかもしれませんが、海外では見えない苦労もあるようです。
また、あまり日本と考え方が変わらないことも。イメージダウンしてしまうこともある、海外での入れ墨に対する反応を見てみましょう。
■入れ墨は海外のほうが受け入れられやすい?
「海外では入れ墨に対して寛容」などと思われていますが、実はそうとも言い切れません。
同じアメリカ人でも職業や年齢、住む場所によって価値観は変わるもの。入れ墨の有無も変わってきます。
肉体労働者は入れ墨だらけという場合でも、都会で働くビジネスマンは入れ墨をしないというケースもめずらしくありません。
日本よりは受け入れられやすいのかもしれませんが、若年層に多いのは共通しているところでしょう。
韓国やマレーシア、イギリスなども同じように。どの人も入れ墨を受け入れ、楽しんでいるというわけではないようです。
■海外では入れ墨でイメージダウンに?その理由とは
小さな日本の中でも、知らない風習や方言はたくさんありますよね。海外であっても、住む地域によって入れ墨への理解が異なることも。
さらには宗教によっては、入れ墨が禁止されていることもあります。
そんな人々にしてみれば、入れ墨を入れている人に対して良くない感情を抱くこともあるでしょう。
ビジネスマンにおいては「入れ墨があるとイメージダウンする」と認識されているため、仕事で成功をおさめたい人ほど、入れ墨を彫るなんてことはしないという声も。
入れ墨人口は多くても思いのほか保守的であり、考え方には大きな偏りがあるのかもしれません。
■海外でも入れ墨除去は増えている
入れ墨を入れるのが若年層に多いこと、仕事の選択肢が減ることから、入れ墨除去の人数が増えているとの情報も。
日本と同じく若気の至りを反省し、病院にて適切な施術をお願いするケースが増えています。
海を超えた他国でも、入れ墨がハンデになることはめずらしくないのでしょう。
海外から入れ墨除去ができるレーザーマシンが導入されるように、入れ墨によるデメリットが多いと感じる人が世界中に増えているのかもしれません。
海外で入れ墨を自由に楽しめるのは、限られた地域の限られた年代、限られた職業の人のみなのでしょう。
入れ墨があるばかりに、職業を選べないという人も。
日本では病院できちんと除去し、新たな人生を始めることは可能です。
ぜひ、考えてみてください。
2020.08.13
2020.08.11