2019.08.27
「刺身」と書いて「いれずみ」と読む。
さて、間違いに気づくことはできましたか?
海外では「刺身」の翻訳が「Tattoo」になっているなんてことも。
ですがこの間違い、日本でもあります。
「刺青」と「刺身」から分かることについて、いま一度考えてみてください。
■タトゥー・刺身に対する偏見とは?
タトゥー・刺身に対する偏見・・・の前に、誤字に気づきましたか?
そう、「刺青」を「刺身」と間違えているのです。
これは某相談掲示板に書き込まれた誤字が、SNSなどさまざまな場所で話題になりました。
「体に刺身を入れているのですが、温泉に入れない」という一文も、気づいた人ならば笑ってしまうでしょう。
「生だから茹で上がってしまうよ」という、気の効いたアンサーを入れる方も。
■「刺青」と「刺身」の誤字は意外と多い
某大手掲示板だけでなく、さまざまなところで誤字が見つかります。
分かっていてわざと書き込む方もいれば、誤字に気づかず書き込んでしまう方も。
刺身であることに気づかず、一生懸命刺青を養護する書き込みもあります。
「刺青」よりも「刺身」の方が馴染みは深く、とっさに脳が読み間違えてしまうのでしょう。
「タトゥー」や「体に」という単語や文章が前後にあれば、刺身を「いれずみ」と読んでしまうのは無理もないことなのかもしれません。
ですが、この誤字から意外なことが分かります。
■刺身と間違えたことから分かる刺青に対する認識
「刺青」という文字に馴染みがないことからも、刺青そのものが一般的ではないものが分かります。
「入れ墨」や「タトゥー」を呼ぶこともありますが、広く認識されている単語であれば、刺身と間違うことはないはず。
さらに単語の間違いや、間違いに気づかずフォローする書き込みを見て、「刺青のある人は刺身との違いも分からない」と冷笑する方も。
この程度の間違いはよくあることにも思えますが、ただでさえ刺青に対して偏見を持つ方は多くいます。
些細なミスがおもしろおかしく広がってしまい、より偏見を強めてしまったのかもしれません。
おもしろおかしく取り扱われた「刺身」の間違いから、刺青がより一般的でないうえに、偏見を強める結果になったかもしれません。
そんな世間の冷たい空気を感じた方は、これを機に除去してみては?
モヤモヤとした気持ちとともに、美容外科にて安全に除去してください。
2020.08.13
2020.08.11