2019.09.06
温泉施設同様、サウナも入れ墨のある方の利用は断られてしまうことがあります。
ですが、近年ではファッション化したこと、外国人観光客が増えたことから、「入れ墨OK」とする施設も。
嬉しい声があがる一方で、気軽に喜べない事情もあります。
ぜひ、覚えておいてください。
■入れ墨があるとサウナは利用できない?
温泉や入浴施設同様、サウナも入れ墨があると断られてしまいます。
公共の場で肌をさらすため、お互いが気持ちよく利用したいもの。
入れ墨を不快に思う方や怖いと思う方もいるため、お店側も積極的にOKにはしたくないのです。
ファッションタトゥーの方と暴力団を区別するのは難しく、「入れ墨」で区切った方が安心できるという施設側の考えがあるでしょう。
入れ墨を入れてない利用者の方が圧倒的に多いため、売上に影響して困ることもありません。
■入れ墨OKのサウナでトラブルになることも
日本全国のサウナが「入れ墨NG」というわけでもありません。
入れ墨があっても利用できるお店もありますが、なかにはトラブルが多発するなんてことも。
入れ墨OKにしたら客足が伸びたものの、ケンカや窃盗が度々起きるようになって、結局警察の指導のもと「入れ墨お断り」に戻したというお店があります。
一時的に入れ墨のある客が増えても、入れ墨が怖いと思う人たちは離れていってしまうもの。
このような事態を避けるべく、気軽に入れ墨OKに踏み切れないところも多いでしょう。
■入れ墨OKのサウナが増えても喜べない
入れ墨があっても歓迎する施設は増えましたが、必ずしも喜べない事情が。
施設はOKでも、入れ墨のない利用者は快く思わず、SNSや専用サイトで口コミを発信することもあります。
それらを見た人たちが、「だったら、入れ墨お断りの施設を探そう」ということに。
次第に利用者が限定され、客足が落ちてしまう恐れがあります。
入れ墨OKのサウナがあっても、いずれ閉店してしまうかもしれません。
これでは入れ墨がある人ない人、施設にとっても嬉しくないもの。
いっときの判断により、日本からサウナ文化が廃れてしまうことだって予想できます。
誰しも裸になる場所だから、清潔に安心した気持ちで利用したいもの。
美容外科にて入れ墨を除去し、さまざまなサウナを遠慮なく楽しんでみませんか?
サウナ業界を廃らせないよう、すっきりした気持ちでサウナに行けるよう、一度考えてみましょう。
2020.08.13
2020.08.11