2019.10.14
急なお葬式に呼ばれると、マナーに迷ってしまうことも。
失礼のない装いにしたいけれど、入れ墨はどうしたら良いのか困ってしまいますよね。
そんな方に、入れ墨があっても失礼にならない方法をご紹介しますので、いざというときのために覚えておいてくださいね。
■お葬式で入れ墨を見せるのはタブー?
お葬式では入れ墨を隠すようにしましょう。
肌を露出しない装いが求められるため、肌にある入れ墨を見せてしまうのはふさわしくないこと。
さらに悲しみの場で、華美な装いはNGとされます。
カラーの入った入れ墨が見えてしまえば、黒一色の服装だけに悪目立ちすることも。
墨の入れ墨でも印象は良くないため、隠しておくのがおすすめです。
入れ墨があることで、反社会的立場の人と疑われることもあるかもしれません。
自身が疑われて構わないという方でも、つながりのあった故人が誤解されてしまってはかわいそうですよね。
お葬式は不特定多数の方が集まる場所だけに、慎重に隠すようにしましょう。
■入れ墨はどうやって隠せばいい?
耳の後ろや膝下、手首や手の甲に入っているのならば、コンシーラーやテープで隠していきましょう。
さらに髪の毛をかぶせたり、黒いストッキングをはいたりして隠しておけば、より安心なもの。
お葬式やお通夜は急に呼ばれることもあるため、事前に用意しておいてください。
腕や膝上、背中の入れ墨も、喪服のデザインによっては見えてしまうことがあります。
お辞儀をしたとき、着席したときに肌が露出してしまうこともあるでしょう。
ふとしたときに見えても大丈夫なように、服に隠れている部分もテープを貼って置いたほうが安心です。
■お葬式ならではマナーと入れ墨
手や指に入れ墨がある方ならば、手袋や指輪で隠すという方法もありますが、お葬式では難しいかもしれません。
不要なアクセサリーはNGのため、指の入れ墨を指輪で隠すというわけにはいきません。
黒い手袋で隠す方法もありますが、お焼香では外さなければならないもの。
派手なネイルアートに市販のベージュマニキュアを重ねて隠すぐらいの場ですから、入れ墨もきちんと隠しておくのが良いでしょう。
絆創膏や湿布など、ケガをしたふりをして貼っておくのがおすすめです。
ベージュだから目立ちませんし、ケガの手当をマナー違反と言う人はいません。
結婚式と違い、早急な準備が必要なお葬式のために、普段から隠す方法を決めておきましょう。
手間がわずらわしく、もう入れ墨は不要という方は、病院で除去してしまってもいいでしょう。
美容外科のカウンセリングにて、ぜひ相談してみてください。
2020.08.13
2020.08.11