2019.10.21
入れ墨とタトゥー、どう呼び分けていますか?
見た目で判断するのか、彫り方が違うのか。
正しい違いを知らない方も多いでしょう。
この2つについて、詳しくご説明します。
■入れ墨とタトゥーに違いはない
入れ墨とタトゥーに明確な違いはありません。
日本語か外国語かの違いはありますが、種類が異なるわけではありません。
和彫りなら入れ墨、針が浅い方がタトゥーという方もいますが、それらは入れ墨(タトゥー)の手法であり、名前の違いにはならないのです。
100人中100人が「入れ墨」と言っても、英語圏の方なら「IREZUMI」と呼ぶことはなく、「タトゥー」と答えるでしょう。
また、年配の方ならば入れ墨、若い方ほどタトゥーと呼んでいるかもしれません。
■入れ墨とタトゥーを区別するのなら?
入れ墨とタトゥーに違いはないとしても、昔ながらの和彫りを「入れ墨」とは呼んでも、「タトゥー」とは呼びませんよね。
ワンポイントのファッション性を高めたデザインならば、「タトゥー」という呼び名の方がしっくりくるでしょう。
自然と名前を呼び分け、区別している文化はあります。
ですが、洋彫りでも和に寄せてデザインし、和風にワンポイントに彫るということもあるため、明確な区別は段々となくなっていくのかもしれません。
■入れ墨には別の意味がある
そもそも「入れ墨」の別の意味を知っていましたか?
昔は「彫り物」と呼ばれ、「入れ墨」とは区別されていました。
個別認識のため、またはファッション性のあるものを「彫り物」とし、前科者の証として刑罰に使われたものを「入れ墨」と呼んでいたのです。
現在で「入れ墨」という名が一般的になったのは、メディアによって統一されたためという説があります。
報道やニュースの際に、あえて刑罰の意味に使われていたほうを一般的な呼び方にしたのには、何か意図があったのかもしれません。
「入れ墨」に刑罰の意味があったとはショックなもの。
それだけ世間からはかけ離れた存在なのかもしれません。
「自分はタトゥーだから」という方でも、入れ墨とタトゥーの違いはほぼありません。
ない人から見れば、どちらも同じなのでしょう。
入れ墨でもタトゥーでも、美容外科ならば安全に除去することが可能です。
まずは無料カウンセリングだけでも受けてみてください。
2020.08.13
2020.08.11