2019.11.19
日本では入れ墨人口が少なく、肩身の狭い思いをしている方もいるでしょう。
海外では多いのに、なぜ日本人には少ないのか?
その理由は歴史にあります。
また、現代で入れ墨があると困ることとは何か?
気になる方は、ぜひ一読してみてください。
■入れ墨は犯罪者の証だったから
日本では入れ墨はもともと、罪人に彫られてもの。
そのため、どうしてもネガティブな印象が強く根付いてしまいました。
犯罪者以外にも入れ墨をファッションのように楽しんでいた方もいましたが、入れ墨は徐々に反社会的集団が好むようになり、暴力的で危険なイメージが強まるようになったのです。
近年ではファッションタトゥーが取り入れられるようになり、外国人観光客が増えたことから、入れ墨に対する意識も緩和されつつあります。
ですが、まだまだ厳しい目を向けられることは避けられないでしょう。
それほどまでにダークなイメージが深く根付いてしまっています。
■入れ墨のある日本人が困ること
日本で入れ墨を入れてしまうと、就職や転職の際に障害になるといわれています。
直接入れ墨を理由に断られることはありませんが、密かにチェックし、候補から除外してしまう会社もあるくらいです。
入社後に入れ墨がバレてしまい、上司から除去を勧められるというケースもありました。
これは海外でもあるケースのため、仕事や会社を選びたい方ならば、入れ墨がない方が有利になる傾向にあります。
入浴施設やプールでは入場を断られてしまいますし、結婚の際には相手の家族に反対されるということも覚えておきましょう。
■入れ墨を入れる日本人は増えない理由
今後入れ墨を入れる日本人は増えるのか?
どちらかといえば増えない傾向にあるでしょう。
その理由は下記にあります。
・思いつきで入れた入れ墨に後悔し、除去する人が多い
・結婚や子供ができたのを機に、除去することになりがち
・入れ墨に変わる高機能でオシャレなタトゥーシールが登場した
・入れ墨インクによる体内への影響が怖い
理由はさまざまですが、実際に入れ墨を入れた人がメリットを感じられず、除去するケースが増えています。
そのため、入れることにためらう方も多くなってくるのかもしれません。
海外でも決して入れ墨が増えているわけではなく、除去するケースも増えつつあります。
日本人として日本で生きていくのなら、入れ墨が人生の邪魔をしてしまうことも多々あるでしょう。
病院にて入れ墨除去法をチェックし、今後について前向きに考えてみてください。
2020.08.13
2020.08.11