2019.11.29
すごく太ると入れ墨は伸びるのか?
答えはイエスです。
おおいに太ってしまえば皮膚が伸び、入れ墨のデザインは変わってしまうでしょう。
太りにくい体質だから大丈夫という方でも、将来入れ墨が伸びるリスクを抱えています。
どんな場所の入れ墨が、どんなときに伸びるのかチェックしておきましょう。
■入れ墨が伸びるのは本当?
皮膚は伸び縮みするものですから、太れば体型に合わせて伸びます。
当然入れ墨も伸びるのですが、デザインが均等に大きくなるわけではありません。
形が歪み、ラインや色の濃さも変わってしまうでしょう。
ただし、相当の体型変化がなければ入れ墨が伸びることはありません。
数キロ程度の増減で入れ墨が変わることはないでしょう。
ですが、他人事だと思って安心するのはまだ早いです。
■こんなときに入れ墨は伸びる
太りにくい体質だからと安心していませんか?
体型は変わらなくても、体の部位によっては変化しやすいところもあります。
たとえばお腹周り。
中年にさしかかるほどお腹に肉がつきやすくなるため、おへそ周りや脇腹の入れ墨が伸びることもあります。
二の腕や背中に肉がつけば、皮膚が伸びることもあるでしょう。
女性ならば妊娠を機に、お腹周りの皮膚が一時的に伸びてしまいます。
腰に入れた入れ墨まで伸びてしまい、出産後に元に戻らないなんてこともあります。
ダイエットして元に戻すという方法もありますが、急激なダイエットをすれば、皮膚も入れ墨もたるんでしまうかもしれません。
■皮膚が伸びるからこそ入れ墨除去もできる
皮膚が伸びるという特性があるからこそ、入れ墨が不要になった方には嬉しいこともあります。
病院で入れ墨除去をする際には、入れ墨部分を切除して縫い合わせるという方法があります。
傷跡は残りますが、入れ墨そのものを完全に消すことができますし、傷跡は徐々に修復され、目立たなくなることもあります。
大きな入れ墨であれば皮膚を削り、他部位の皮膚を加工して移植することもできるのです。
キレイな入れ墨をキープするには、ストイックな体型維持も欠かせないかもしれません。
ですが、妊娠や加齢による体型変化など、努力だけではどうにもならないときもあるでしょう。
入れ墨が伸びるのはしょうがないこと。
伸びた入れ墨が気になる、将来伸びてしまうのが嫌という方は、美容外科にて入れ墨を除去してしまうのもおすすめです。
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2020.08.11