2020.01.02
今は標準体重でも、太ると刺青がどうなるのか気になってしまいますよね。
太りやすい体質の方はもちろん、将来何がきっかけで太ってしまうかは分かりません。
何キロまでなら太ってもOKなのか?
刺青の変化について知っておきましょう。
■急に太ると刺青が変化する
肌は常に新陳代謝を繰り返し、古い肌が垢となって剥がれ落ちて、新しい清潔な肌に生まれ変わっています。
そのため、刺青が肌になじむには1年ほどかかるもの。
その間に大きな体重変化があれば、刺青がうまく定着しないかもしれません。
インクが割れたり色がうすくなったりと、急な体の変化に刺青が台無しになってしまうこともあります。
1年以内に急に太るのはもちろん、激やせしても刺青に影響を与えてしまうでしょう。
太ることはなくても、女性の場合妊娠にて腹部が膨らめば、お腹や腰に入れた刺青が変化してしまうことを覚えておいてください。
■太ると刺青はどう変化する?
太ると当然皮膚は伸びますし、肌にある刺青も大きく広がります。
色は薄くなり、鮮やかさをなくしてしまうでしょう。
刺青にも経年劣化はありますが、太ることでその劣化を早めてしまうこともあります。
ラインのバランスが崩れ、せっかくのモチーフも形が歪んでしまうでしょう。
太ると体が左右対称に大きくなるわけではありません。
脂肪のつきやすいところとそうでないところがあるため、刺青がそのまま大きくなることはありません。
正円が楕円になるなど、思いもよらぬ形になってしまいます。
■何キロ太ると刺青に影響がでるのか
数キロ程度、または10キロ以内であれば刺青に変化はあらわれないと言われています。
このぐらいの増減ならば、よほどのことがなければ増えることはないでしょう。
ですが中年になれば食事の量が少なくても、内臓脂肪や皮下脂肪がつきやすくなり、体形は大きく変わります。
若い頃より数十キロ体重が増加してしまう人もめずらしくありません。
体重が大きく増えなくても、お腹周りや二の腕、太ももなどに肉がつきやすくなります。
当然刺青にも変化があらわれるため、10キロ以内の増減ならば必ず大丈夫とは言い切れません。
長い人生ですから、絶対に太ることはないし妊娠もしないとは言い切れないでしょう。
自分の体型維持に自信がなく、いちいち刺青を気にするのが嫌だという方は、刺青は除去できるということを頭に入れておいてください。
刺青が歪んでしまう前に、または歪んでしまったら、病院にて除去しましょう。
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