2020.01.25
女性の間で流行し、現在ではメンズ用のプランもある眉毛刺青。
消えない眉毛にしたい!という方も多いでしょう。
ですが、眉毛を刺青で入れてしまうのはリスクが大き過ぎるかもしれません。
興味のある方、すでに施してしまった方はチェックしておきましょう。
■刺青で眉毛を描く「アートメイク」とは
足りない眉毛を書き足し、理想の眉の形に整えたりしながらも、洗顔しても消えない眉毛を作る方法があります。眉毛タトゥーや眉毛刺青と呼ぶ方もいますが、こちらはアートメイクという名が一般的でしょう。
普通の彫り師が彫る刺青とは異なり、目的もメイクに近いものになります。
眉毛刺青を入れると、毎日眉毛を描かなくてもOK。
すっぴんでも眉毛がしっかり残りますし、化粧が崩れて眉だけ消える心配もありません。
プロが顔に合った理想の眉毛を作るため、アイブロウメイクが苦手な人に人気を集めています。
■眉毛刺青と刺青の違いとは?
眉毛刺青(アートメイク)と普通の刺青は手法が異なり、器具もそれぞれ専用の物を使います。
眉毛刺青では針を深く刺し過ぎず、刺青よりも浅い位置に色を入れていくことが多いでしょう。
そのため刺青は一生消えないと言われていますが、眉毛刺青は徐々に色が薄くなってきます。
ずっと消えない方が便利という方もいますが、眉は流行によって変わるもの。
数年後には時代に合わない眉になっている可能性が高くなります。
さらに顔面に針を刺すものですから、リスクも伴います。
適切な医療機関にて安全に刺青を施すため、浅い位置にて針を刺すようにしているのです。
■眉毛刺青から分かる刺青のリスク
眉毛刺青の手法を知ると、普通の刺青のリスクに気づかされてしまうでしょう。
眉毛刺青よりも深い位置に針を刺すにも関わらず、医療機関でもない場所で、医療の知識のない彫り師が施術をおこないます。
時代によって流行の刺青は変わるのに、刺青は劣化しても消えることはありません。
安全そうにみえる眉毛刺青でも、「理想と違う形にされた」「痛みが生じて腫れがひかない」という声が国民生活センターに寄せられています。
このトラブルの90%以上は、医師のいないサロンでおこなわれた人によるもの。
医師の施術ではない刺青によるリスクの高さに、気づいた方もいるでしょう。
医療機関ではない眉毛刺青や普通の刺青は、どちらも自分で対処することはできませんが、美容外科ならば除去する方法があります。
専門機関にて相談し、安全に除去してください。
2020.08.13
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