2020.01.31
抽象的な民族的な刺青は人気が高く、自分の体に施した人も多くいるでしょう。
クールな見た目の刺青ですが、その意味を知っていましたか?
民族と刺青のことを知ると、少し見方が変わるかもしれません。
■民族と刺青の深い関係
民族とは同じ地域に住みながら、人種や歴史、言語などの同じ文化を共有する共同体のこと。
民族内にて独特の文化が発展し、やがて世界に知られるということもあります。
刺青も民族によって生み出されたものが世界に広まり、一般的に知られるようになりました。
そのため、同じ民族の人にしか意味が分からないモチーフや柄も多く存在します。
神秘的な模様やクールなデザインは他にはない刺青として多くの人に好まれ、やがて世界中にて人気の刺青として親しまれるようになりました。
■民族的な刺青は人気の兆し?
刺青デザインとして人気の「トライバルタトゥー」。
これは部族内にて進化した刺青が、世界中にて広まったものです。
シンプルかつ抽象的な柄は、どこか民族性を感じさせるものばかり。
マルケサス諸島やタヒチなどの、ポリネシアンタトゥーが有名でしょう。
肌を黒く塗りつぶした刺青は、現代ではクールな刺青として体に施す人も多数います。
また、タイや台湾などの民族的な刺青が注目を集め、海外では若い人が積極的に体に入れるという現象も起きています。
■民族の刺青には深い意味がある
民族が施していた刺青には、それぞれ下記のような意味があります。
・身分証明
・ステータス
・宗教、呪術
刺青は自分を証明するための唯一の表現法であり、民族内でのステータスを明確にするものでもありました。
また、祈りや神への誓いを込めることもあり、宗教への信仰心や呪術的な意味合いを持つものも多くあります。
現代ではそのデザイン性だけが広まっていますが、刺青の柄や入れる位置にはそれぞれ意味があるもの。
それを知らずに施している方は多いでしょう。
何気に選んだ刺青には、とある民族にて呪術的な意味を持ったものかもしません。
長い間民族の間で大切にしてきた刺青を、見た目だけという軽い気持ちで選んでしまったことに不安を感じた方もいるでしょう。
もしかしたら、その刺青には良からぬ意味が隠されているかもしれません。
民族の思想を無視して選んだ刺青に後悔している方は、ぜひ美容外科にて除去の相談をおこなってみてください。
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