2020.02.11
刺青は目のなか、白目にも施すことができるということを知っていましたか?
あまりに危険すぎるため実例は少ないですが、不可能ではありません。
自分には関係のないという方も、そのうち目に刺青を入れたくなってしまうかもしれません。
その理由をみてみましょう。
■目に刺青を入れることは可能?
刺青は通常皮膚に彫るものですが、目に施すことも可能です。
特殊な注射針を用いて、白目部分に刺青インクを注入します。
大変危険な方法のため、医師や海外の専門の彫り師による施術となりますが、合併症が起こることもめずらしくありません。
強い痛みや視力の低下、見えにくさといった症状があらわれるようになることもあり、最悪の場合には失明してしまうこともあります。
■目に刺青を入れて失敗した例
オーストラリアに住む24歳の女性が、目に刺青を施して3週間ほど失明状態になりました。
目の中に鮮やかな青インクを入れたものの、痛みが非常に激しかったとのこと。
他にも目に刺青を彫り、視力低下や腫れに苦しんだ女性もいます。
余りに危険な行為のため、これらの出来事は世界的なニュースとなりました。
目の刺青は成功例もありますが、針の加減を間違えて失敗してしまうこともあります。
たとえ成功しても、数年後にはどんな症状があらわれるのかは分からないもの。
自己責任とはいえ、あまりにリスクが高すぎる行為といえるでしょう。
■目に刺青をいれたくなる理由
さすがに目に刺青を入れるのは、危険過ぎると思った方は多いはず。
ですが刺青を入れ続けると依存症を発症し、目にも刺青を入れてしまいたくなってしまうかもしれません。
オーストラリアの女性はすでに200箇所もの刺青を体中に入れていたため、目にも刺青を入れてみたくなったのでしょう。
初めての刺青は緊張するものの、経験してしまえばまた刺青を増やしたくなってしまいます。
正常な判断ができなくなり、気づいた時には手遅れになるほど刺青を入れてしまうことも。
最終的には危険と分かっていながらも目に刺青を入れたくなってしまい、失明してしまうかもしれません。
自分には関係ないと思っていた方も、一つでも刺青があれば、いつ依存症を発症するかは分かりません。
歯止めがきかなくなる前に、刺青を除去してしまうのも一つの手です。
病院ならば安全に刺青除去をおこなうことができるため、気軽に相談してみてください。
2020.08.13
2020.08.11