2020.03.09
温泉や大浴場、スーパー銭湯や健康ランドやサウナなどを利用したいという方、入れ墨があることに悩んでいませんか?
入れ墨があるのに公共の浴場を利用すると、罪に問われるのか?
もしも入れ墨禁止を無視して、強引に利用してしまったら?
利用できる公共の浴場とともに、この機会に法律やルールについてチェックしておきましょう。
■公共浴場は入れ墨があっても利用できる
入れ墨があっても公共の浴場を利用することは可能です。
これは法律で定められているわけではなく、各施設が設定しているルール。
そのため「入れ墨お断り」という貼り紙のある浴場を利用しても、罪に問われるわけではありません。
施設によっては見てみぬふりというところもありますが、事前に断られることは多いでしょう。
強制的に退場させられてしまうこともあるため、利用はできるけれど難しいというのが実情です。
■法律違反でないなら入れ墨の浴場は可能?
法律では浴場利用が可能でも、施設が「NO」というところを強引に利用するわけにはいきません。
他利用者が威圧感を不快に思う、衛生さがないと判断し、気持ちよく施設を利用できなくなることもあります。
実際に口コミにて「入れ墨禁止なのに、入れ墨のある入浴者がいた」と書き込まれてしまえば、利用客が激減してしまう恐れもあるでしょう。
徹底してルールを守るため、厳しくチェックしている施設もあります。
入れ墨禁止にも関わらず強引に入浴しようとしたため、建造物侵入罪が適用されて有罪になったケースもありました。
入れ墨がある場合、基本的に浴場の利用はほぼ不可能ということを理解しておきましょう。
■入れ墨があっても利用できる浴場
すべての公共浴場が入れ墨禁止としているわけではないため、入れ墨があっても利用できる浴場を探してみるのもいいでしょう。
ただし施設に直接問い合わせ、正しい情報を得てから利用するようにしてください。
施設によっては「既定のシールで隠せばOK」とするところもあります。
外国人客の利用が多い浴場はルールが緩和されていることもあるため、海外の方に人気の施設を探してみるのもいいでしょう。
浴場の利用に法律的問題はなくても、一般社会のルールやマナーは心得ておきましょう。
気持ちよく浴場を利用したいという方は、入れ墨を除去することで、みんなと同じように施設のサービスを楽しむことができるようになります。
ぜひ、病院での除去法を確認してみてください。
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