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【医師が教える】入れ墨のリスクは予想以上に重大で怖い?

2020.03.18 

刺青除去

 

 

 

入れ墨を入れるとさまざまなリスクがあるといわれていますが、気にしないという方もいるでしょう。

「ジムや温泉は興味がないから、入れなくても構わない」と思っていませんか?

入れ墨があることによるリスクには、もっと重大なものがあることを知っておいてください。

 

 

■入れ墨でガンになるリスクは高まる

入れ墨によってウイルス肝炎を発症するリスクが高まるということをご存じでしょうか?

針の使いまわしにより、ウイルスが血液を介して感染してしまうことがあります。

肝炎ウイルスはやがて急性肝炎から慢性肝炎へと移行し、さらに肝硬変やガンを引き起こすこともあります。

海外などで安く済ました入れ墨によって引き起こすことが多いのですが、日本国内なら安全というわけでもありません。

針を使いまわしてしまったり、消毒が不十分だったりした場合には感染することもあります。

 

 

 

■入れ墨のリスクは検査ができないこと

入れ墨があると、いざというときにMRI検査を受けられないことがあります。

MRIとは磁気を使用して、体内の画像を撮影する診断方法のこと。

まれに入れ墨インクに含まれた金属が反応し、火傷や変色を起こすことがあるといわれています。

近年のインクには金属があまり含まれていないため、MRI検査は問題ないという説もあります。

ですが、事前に断る病院や同意書へのサインを求める病院は多く、スムーズに検査を受けることは難しいでしょう。

確かな検査を受けられなかったために、早期に異常を見つけられないというリスクがあるかもしれません。

 

 

 

■入れ墨のリスクは保険がおりないこと

入れ墨があることを理由に生命保険に加入できず、加入できても保険がおりないということもあります。

入れ墨があるとウイルス感染が疑われるため、保険会社としては快く加入させたくないのでしょう。

肝炎やエイズなどは入れ墨が原因となることもあり、場合によってはガンを発症することもあります。

そのため保険に加入しにくく、万が一のことがあっても審査で却下となるケースもあります。

入れ墨があるばかりに大きなお金を掛け捨てにしてしまう、家族にお金を残すことができないというリスクがあることを覚えておきましょう。

 

 

入れ墨によるリスクは予想以上のものであり、不安になった方もいるでしょう。

最悪のケースばかりかもしれませんが、入れ墨がある以上、自分の身に起きないという保証はありません。

入れ墨を除去したいと思った方は、専門の病院にてカウンセリングを受けてみましょう。

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