2020.03.20
「入れ墨があると旅館を利用できない」という声がありますが、果たして本当でしょうか?
どうやら誤解があるようですが、一部のサービスを利用できないようす。
なぜ入れ墨があるとNGとされるのか?旅行に行く前に確認しておきましょう。
■入れ墨があると旅館に泊まれない?
入れ墨があっても、旅館に泊まることはできます。
ただし、旅館内にある大浴場の利用ができないことは多々あるでしょう。
利用規約にてハッキリと「入れ墨が入っている方の利用はお断り」と記載している旅館もあります。
なかには「警察の指導により」と、具体的な理由を記載しているところもありました。
「ファッションタトゥーや職業に関わらずお断り」と、詳細に注意書きをアップしている旅館もあり、大浴場を利用するのは難しいかもしれません。
■旅館が入れ墨をNGとしているわけとは
近年では外国からの旅行者も増加しているため、入れ墨NGにはしたくないという旅館もあります。
ですが、下記の理由から入れ墨を断ることもあるようです。
・過去にトラブルがあった
・入れ墨のある入浴客がいることで苦情が入った
・警察などから指導が入った
・事業団体や地元の組合でルールが設定された
トラブルを事前に防ぐ効果が期待されますし、入れ墨を嫌がるお客様たちが安心して利用できるという理由をあげる旅館も多くありました。
旅館のサービスは多岐にわたるため、些細なトラブルの種は放置しておかないように気をつけているのでしょう。
■入れ墨があっても利用できる旅館もある
せっかく旅館に泊まるのに、温泉や景色の良い露天風呂を楽しめないのは残念なもの。
ですが、近年では部屋に設置されているお風呂を利用したり、時間で区切る貸切風呂を予約したりするという手があります。
これならば人目につかないため、入れ墨があっても気持ちよく温泉に浸かれるでしょう。
ただし、料金が高めになったり繁忙期には予約がとれなかったりというデメリットもあります。
また、衛生面にて利用を断る施設もあるため、事前に旅館に問い合わせておいた方がいいでしょう。
旅館に泊まるだけなら入れ墨があっても問題なさそうですが、浴場を利用する際には注意が必要です。
いちいち旅館を確認し、直接利用規定について尋ねるのが面倒という方もいるでしょう。
これからは旅館巡りを楽しみたいという方は、古い入れ墨を病院で除去し、新たな趣味を楽しむことを検討してみてください。
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