2020.04.15
かわいいワンポイントの刺青ならば、刺青特有のデメリットは少ないと感じていませんか?
ところが世間はそうは思ってはいないようす。
大きな刺青と変わらぬリスクがあることも知っておきましょう。
■刺青はワンポイントの方がメリット多め
コインやタバコの箱サイズの、かわいいワンポイント刺青を施している方もいるでしょう。
刺青の値段も安く、気軽にトライできそうと思ったのではないでしょうか?
ワンポイント程度ならば初めてでも抵抗がなく、いざというときには隠しやすいもの。
メリットが多く、同じ刺青でも問題ないと考える人もいます。
ですが、ワンポイントの刺青であっても大きな刺青とデメリットは変わりません。
再度チェックしてみましょう。
■世間からはワンポイントも同じ刺青
ヤクザが好むような背中一面の刺青と、ワンポイントのファッションタトゥーはまったく違う。
そう思っているのは、実は刺青を入れている本人たちだけのようです。
温泉施設などでは刺青がある人の利用を断っていますが、近年では注意書きに細かく指定が入るようになりました。
「ファッションタトゥーやワンポイントの刺青もお断り」
こんな文章を添える施設も増えています。
また、ある調査で「ファッションとして刺青を入れている女性はアリかナシか?」で回答を求めたところ、「ナシ」と回答した人が80%以上いました。
ワンポイントでも刺青に抵抗があるという人は、圧倒的に多いということが分かります。
■ワンポイントでも刺青のリスクは同じ
ワンポイント程度の刺青でも、ウイルス感染やアレルギーの発症が起こることはあります。
刺青によるリスクは大きさに関わらず、小さいから安全とは限りません。
刺青を入れた環境や個人の体質によって症状があらわれるため、ワンポイントの刺青だから安全とは限りません。
使い捨てでない注射器で注射する、消毒していない針でピアスの穴を空けることでウイルス感染が起こることもあります。
肝炎は自覚症状がないまま進行し、肝硬変や肝がんを発症することも。
ワンポイントの刺青でも突然体質が変わり、刺青を入れてから数年後にかゆみや赤みが出てくることもあるでしょう。
「この程度なら大丈夫」という基準はないため、リスクについても理解しておきましょう。
ワンポイント刺青は、刺青除去の際に大きなものより負担が少ないというメリットもあります。
美容外科にて、除去の方法や費用について相談してみましょう。
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