2020.04.23
テレビではあまり映らない入れ墨。
当然日本の公共放送であるNHKは厳しいルールを設けていると思われている方も多いでしょう。
実際に入れ墨のあるタレントは起用されないのか?入れ墨に対してどう捉えているのかをみてみましょう。
■NHKは入れ墨に厳しくない?
NHKは入れ墨に厳しく、画面に映すことはもちろん、入れ墨のあるタレントを起用することがないというイメージを持つ方もいるでしょう。
「あさイチ」に俳優のディーン・フジオカさんがVTRに登場した際には、テープを貼り重ねて入れ墨が見えないようにしていました。
ただし別カットではテープは貼られておらず、入れ墨が見えてしまっています。
歌手の安室奈美恵さんが紅白歌合戦に出場しなかったのは、入れ墨があったからとも言われていました。
ですが、実際には安室さんサイドが断っていたことが原因であり、そのため引退前には出場しています。
NHKは入れ墨に厳しいというイメージがありますが、徹底して拒否しているわけではないようです。
■NHKは入れ墨を好意的には見ていない
入れ墨のあるタレントが出演することがあっても、積極的に入れ墨を見せることを好んでいるわけではありません。
ディーン・フジオカさんの入れ墨が袖口から覗いたぐらいは放送できても、安室奈美恵さんの入れ墨が映った際には苦情が殺到し、翌年は隠すことになりました。
大河ドラマに登場するキャラクターに入れ墨があったことが話題になったことからも、これまでに入れ墨を視聴者に見せてきた機会は少なかったことが分かります。
極力入れ墨が放映されないように、配慮しているのかもしれません。
■NHKだけじゃない?民放も入れ墨NGに
入れ墨を好意的に見ていないのはNHKだけではありません。
民法各局も極力入れ墨が見えないように配慮し、肌を露出する際にはテープで隠すようにしています。
ドラマであっても入れ墨はタブーとし、取り扱わないようにしてきました。
近年放送されたドラマではマンガを忠実に再現するため、登場人物の腕に派手な入れ墨メイクを施して話題になったほどです。
テレビ局にとって入れ墨はリスクが高く、極力取り扱わないように控えるようにしているのでしょう。
NHKだけでなく、各民放放送局が入れ墨をタブー視していることからも、世間にとってどんな存在なのか改めて考えさせられてしまうでしょう。
入れ墨は美容外科にて除去することが可能なため、ぜひ覚えておいてください。
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