2020.07.16
ヤクザといえば入れ墨ですが、なぜヤクザは入れ墨を入れるのが当たり前になっているのでしょうか?
ヤクザの事情と入れ墨の必要性、または全身に入れ墨があるヤクザの危険性について解説します。
■ヤクザが入れ墨を入れるのはなぜ?
ヤクザといえば入れ墨、これは世間とのつながりを断ち、ヤクザの世界で生きていくための覚悟の証とも言われています。
他には脅しのため、刑務所にて舐められないために入れ墨を入れるというヤクザもいます。
基本的に伝統的な和彫りの入れ墨を入れますが、特に決まりはありません。
若い人は洋彫りを取り入れたデザインを選ぶこともあるようす。
ヤクザであれば絶対に入れ墨を入れなければならないということはなく、一つも入っていない幹部クラスのヤクザも存在しています。
■全身に入れ墨を入れたヤクザは危険
まったく入れ墨を入れないヤクザがいる一方で、全身に入れ墨を入れたヤクザもいます。
特に昭和時代のヤクザにはめずらしくなく、全身の入れ墨で威嚇することもありました。
ただし、全身に入れ墨を入れたヤクザは危険な存在です。
昔のインクは質が良くなかったため、金属や化学物質も含まれていました。
そのため肝炎を悪化させたり、ウイルス感染にかかりやすくなったりするとの説も。
現在でも入れ墨はまったく安全とは言い切れず、入れ墨を施すほどに体に負荷をかけてしまうでしょう。
全身に入れ墨があるヤクザほど短命であり、長生きできない危険な身体であるとも言われています。
■全身に入れ墨を入れないヤクザでも大変
全身に入れ墨を入れていなくても、腕だけ、背中だけでも露出すればかなり目立ってしまうもの。
ファッションタトゥーと違う模様であることは一目で分かりますし、仲間同士で海に行った際には大変です。
周囲の人々が怖がって逃げ出し、近づかないようになってしまうのです。
本人は構わなくても、友人や家族にそんな人がいては迷惑するでしょう。
ヤクザであることを証明するかのような入れ墨は、悪気はなくても世間一般の人たちに見せるだけで迷惑をかけてしまっているのです。
ヤクザを例にしてみると、たとえ全身に入れ墨が入っていなくても、入れ墨があることのリスクは変わりません。
一般社会に受け入れられない、ウイルスに感染しているかもしれないという可能性が高くなります。
入れ墨は美容外科にて除去することができるため、気になる方はサイトをチェックしてみてください。
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