【医師が教える】磁力はNG？刺青除去をしないと病院で検査が受けられないかも！？ | 名古屋中央クリニック / 刺青除去 / ブログ
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MRI検査という検査方法を知っていますか？

受けたことのない方でも、テレビで見たことがあるなんて方もいるでしょう。

実は刺青を除去しないと、いざという時にMRI検査を受けることができないかもしれません。

その秘密は磁力にあるようです。

 

 

 

■刺青には磁力がNG？病院検査の意外な関係

MRI検査とは体に電磁波を当て、断層を撮影して検査する方法です。

大きな筒の中に体を入れ、強力な磁石のパワーを使って体を輪切りにして画像を取ります。

そのため体に金属をつけることができず、心臓ペースメーカーなどを装着している方は検査を受けることができません。

体内に治療用のコイルやプレート、歯列矯正のブリッジやインプラントなどを使用している方ならば、医師との相談が必要です。

実は刺青を入れている方も、これら体に金属を身に着けている人同様に、MRI検査を受けることができないのかもしれないのです。

 

 

 

■刺青が磁力を邪魔する恐れも

刺青の一部には磁性体（磁性を帯びる事が可能な物質）が含まれており、金属がMRIの磁力に反応してしまうことがあります。

そのため検査画像に影響を及ぼし、正しい検査結果が得られないことも予想されます。

さらに最悪の場合には、熱が発生して火傷を負うことも。

刺青の色素によっては発熱作用をおこすものがあり、磁力を当てることによって熱を発してしまうことがあるためです。

すべての刺青に鉄分や発熱作用のある物質が含まれているわけではありませんが、これは検査する病院にて判断しにくいもの。

検査箇所や刺青によっては、検査を受けさせてもらえないこともあります。

 

 

 

■刺青除去には自分の体を守る効果も

MRI検査はまったく痛みがなく、ただ寝ているだけで体の内面を見てくれる、とても優れた検査方法です。

負担なく受けられる検査方法は、患者にとっても安心なもの。

ですが、刺青があるばかりに検査を受けることができず、最適な治療法を受けることができなくなるかもしれません。

今はまだ健康でも、将来は不安という方もいるのでは？

早めに刺青除去をしておくことで、病院にてMRI検査を受けることができるようになります。

 

 

刺青には磁力がNGであることを、知らない方も多いでしょう。

病気やケガはいつ起こるか分からないもの。

緊急を要する場面で、確かな検査を受けられないのは不安になるものです。

刺青除去は自分の体を守るうえでも、とても有意義なことかもしれません。