2019.03.20
病院に行って刺青を除去してもらったから、もう大丈夫。
これで肌を露出することができると、安心してしまうことも。ですが、大切なのは刺青除去後のアフターケア。
間違ったケアをしてしまうと、皮膚を危険にさらしたり、跡を残してしまったりする恐れがあります。
ついやりがちな、間違ったアフターケアをご紹介しますので、ぜひ確認しておいてくださいね。
■刺青除去後のアフターケアは患部に触れないで!
どんな治療法であっても、治療した患部には触らないこと。
気になって触れてしまう方もいますが、指先や手のひらでそっと触ったとしても、肌にとっては刺激になります。
治療法によっては、肌につっぱり感や熱、かゆみを感じてしまうこともありますが、むやみに触れないように気を付けてください。
皮膚の回復を邪魔しないことが、何よりのアフターケアになります。
■刺青を除去した日は生活習慣にも注意
いつものクセでお酒を飲んだりしてしまう、日課のランニングをこなすなんてことがないよう、注意してください。
刺青除去をした日には、体をあたためる行為はNGです。
サウナや入浴もできないことを覚えておきましょう。
治療法によっては当日のシャワーも可能ですが、患部を濡らすのはやはりNG。
しばらく安静を要するケースもあります。
生活習慣のため、うっかりお酒を飲んだり入浴してしまったりすることもありますが、刺青除去後は出血などの恐れもあるため、控えるようにしてください。
■刺青除去の跡が残る!やりがちなアフターケアのミス
アフターケアにおいて、ついやってしまうのが日焼けです。
服でしっかり隠れている部分なら安心ですが、手の甲や手首など、肌が露出している部分はうっかり日焼けをしてしまうことも。
「洗濯物を干すだけ」「今日は曇り空だから」と油断していると、紫外線によるダメージを積み重ねてしまいます。
せっかく適切な刺青除去をしても色素沈着を起こし、刺青除去の跡が目立ってしまうこともあるため、しっかりと日焼け止め対策をしましょう。
刺青除去のアフターケアは、とにかく治療箇所に負荷をかけないことが大切です。
特別なケアをするよりも、紫外線や摩擦による刺激を避けるのが、なにより皮膚にとって大切なこと。
医師の指示に従い、あやまったケアをおこなわないよう注意しましょう。
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