2019.03.23
確かな病院での刺青除去をおこなう場合には、それなりに金額がかかってしまうもの。
ですが、病院での治療費が高くなってしまった場合には、医療費控除という制度を利用し、お金が戻ってくることもあるようです。
刺青除去は、医療費控除の申請ができるのでしょうか?
■高額過ぎた医療費に使える!医療費控除とは?
その年の1月1日から12月31日までの期間に、支払った医療費が一定額を超えた際には、所得控除を受けることができます。
これは生計を共にする家族とも合算することができ、下記に当てはまる場合に適用されます。
・保険金などで補填される金額から10万円をひいた金額
・総所得が200万円未満の場合は、その所得の5%の金額
入院や手術、特殊な治療や長期間の通院で医療費がかさんだ際には、確定申告することによって、その負担を減らすことができます。
■刺青除去に医療費控除は申請できる?
残念ながら、刺青の除去に医療費控除を使用することはできません。
健康を維持するための治療でなければ、国の制度を利用することは不可能です。
ケガや病気を治すためではなく、外見を整えるための治療に健康保険や医療費控除は使えず、すべて自己負担となります。
刺青はケガではなく、自身の意思によって入れられたもの。
除去する際にどんな病院を利用しても、金額はすべて自分で払う必要があります。
■ローンやカードなら刺青除去に使えることも
医療費控除を利用することはできませんが、刺青除去の治療費をクレジットカードで支払ったり、医療ローンを組んだりする方法もあります。
対応するクレジットカードやローンの取り扱いについては、病院によって異なることも。
このような支払い方法を選択し、支出の負担を調整することもできます。
カードの種類によっては、ポイントを貯めることもできるため、お得になることも。
支払い方法について、確認してみるといいでしょう。
刺青を除去するために、便利な国の制度を利用するのは難しいでしょう。
ですが、ローンやクレジットカードを利用し、治療費の負担を分担させることはできます。
ぜひ病院で支払い方法について確認し、不明な点は相談してみてください。
できればカウンセリングを受けた方が、実際にかかる料金がより分かりやすくなり、費用も計算しやすくなるでしょう。
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