2019.04.07
皮膚を切開したり剥がしたりする手術なら、形成外科で治療すべきだと思っていませんか?
刺青を除去するには、形成外科以外を選ぶという方法もあります。
自分に適した病院の選び方について、ぜひ覚えておいてください。
■そもそも形成外科とは?刺青除去はできるの?
形成外科とは、生まれついて他の人とは異なるところや、見た目の気になる部分を改善させるためのところです。
たとえば、火傷で跡が残ってしまった、腫瘍ができてしまったなどの治療をおこないます。
骨の変形を矯正したり、外傷による部分欠損を再建したりすることも。
病院によって治療の範囲は異なりますが、刺青を切除することも可能です。
また、皮膚科も併設されていれば、レーザーによる治療をおこなう病院もあります。
■刺青除去には美容外科という選択肢もあり
形成外科でも刺青除去はできますが、美容外科でも治療を受けることができます。
美容外科は、形成外科よりも美容を重視したところ。従来の治療よりも、見た目の美しさや形を整えるためにできた診療科です。
外科的施術に関しては、形成外科と比べてどちらが優れているということはありません。
医師の経験値によるため、形成外科よりも美容外科のほうが刺青除去の患者を多く扱っている場合も。
診療科目による手術の違いはないため、美容外科という選択肢も考えてみてください。
■形成外科と美容外科、メリットがあるのはどっち?
形成外科ならば保険が使えそうと思う方もいますが、刺青除去においては自費診療となるため、どの病院でも保険は適用されません。
レーザー治療を望む方ならば、形成外科か美容外科にかかわらず、最新のピコレーザーエンライトンを導入しているかをチェックしてみましょう。
病院によって扱うレーザーは異なり、黒色以外の刺青除去はおこなわない病院もあります。
美容外科は見た目を整えるために通う方が多いもの。
ケガや病気などの切実な悩みを持って治療に通う方がいる形成外科よりも、美容外科の方が行きやすいという方もいます。
形成外科でも美容外科でも刺青は除去できますが、病院によっては扱っていないところもあります。
できれば、刺青除去の経験が多く、さまざまな症例を掲載している病院の方が安心でしょう。
ぜひ、多くの情報をチェックし、自分に合った病院を探してみてください。
2020.08.13
2020.08.11