2019.04.19
「整形外科でも刺青除去ができる」こんな口コミを聞いたことがある方、要注意です。
整形外科では刺青を除去することはできません。
病院選びで悩んでしまう方、どこに行けばいいか分からない方は、ぜひこの機会に、正しい病院の選び方を覚えておいてください。
■整形外科で刺青除去はできない
骨や筋、神経などの病気や外傷を治療するための整形外科では、刺青の除去はできません。
整形外科とは打撲や骨折、損傷などのケガを治すところ。
肩こりや腰痛、神経痛などの病気による痛みに対して治療をおこなうことはありますが、外科的手術や皮膚に特化した治療をおこなうことはありません。
これは「美容整形」をおこなう「美容外科」を混同してしまった間違いです。
整形外科では扱っていないため、注意してください。
■刺青が除去できる正しい病院はどこ?
では、どこに行けば刺青は除去できるのでしょうか?
正しくは形成外科、皮膚科、美容外科、美容皮膚科です。
ただし、どこに行っても刺青を除去してもらえるというのは間違い。
病院によっては、刺青除去を扱っていないところもあるでしょう。
ピコレーザーエンライトンのような、高性能なレーザーマシンを導入しなければ、患者を受け入れるのは難しいもの。
切除する際には技術と経験が必要となるため、対応できる病院は限られます。
まずは刺青除去ができる病院かどうかを、チェックしてみましょう。
■刺青を理解している?間違いがちな病院選び
刺青には黒1色のタイプと、カラーを入れたタイプがあります。
レーザーによってはカラーに対応できないものもあるため、古いマシンを導入した病院では、カラータトゥーを受け入れていないところもあります。
また、皮膚科・美容皮膚科はレーザーによる施術のみのため、刺青を皮膚から取り去る外科的手術をおこなうことはありません。
形成外科は切除することは可能ですが、見た目や傷跡にまで配慮が行き届くかは病院によるところも。
どんな色の刺青でも対応する、傷跡にも極力対処できる美容外科を選ぶのがおすすめです。
刺青のこと、刺青除去を考えている患者のことをしっかりと理解しているため、相談しやすい病院でもあります。
いろいろな情報やウワサに惑わされ、間違った病院を選ばないよう注意しましょう。
希望した日までに刺青を除去してもらえるのか?痛みや傷跡は大丈夫?
こんな些細な悩みにも対処してくれるような、誠意ある病院を選んでください。
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