2019.06.01
温泉で入れ墨が禁止されていることを知っている人は多いけれど、意外な場所でも禁止されています。
レジャーだけでなく、身近な場所やサービスでも入れ墨が断われてしまうことも。
一度チェックしておきましょう。
■入れ墨禁止が多い温泉施設
公共の場である温泉などの入浴施設では、反社会勢力である暴力団を断るために、入れ墨禁止を徹底しています。
せっかく体を癒やしにきた施設で、怖い思いをして心から癒されないようでは困るもの。
施設としてはファッションタトゥーとの区別が難しいため、「入れ墨禁止」として統一しています。
これは温泉施設が自主的に禁止しているため、入れ墨がある人が温泉施設を利用すると罰則を受けるということではありません。
強引に入れ墨の方を断ることはできませんが、施設や他のお客さんとのトラブルになることも。
せっかくの温泉なのに癒やされず、嫌な思いをしてしまうこともあるでしょう。
■入れ墨を見せて泳ぐのは禁止!?
入れ墨は温泉施設だけでなく、海岸で禁止されてしまうケースも。
日本一規制が厳しいと言われている逗子海岸では、入れ墨を見せる行為が禁止されています。
鎌倉では他ビーチもこれに習い、入れ墨を露出することを禁止事項に。
海岸で水着を着用する、入れ墨が見える服を着る際には、禁止事項をチェックした方がいいでしょう。
また、プールも同様に禁止事項を掲示している施設も多くあります。
入れ墨を隠し、見せないようにすれば利用することもできますが、コンシーラーやテープでは水で剥がれてしまうことも。
十分な対策を考えておかなければ、楽しむことができないでしょう。
■入れ墨があると健康でいることも禁止
スポーツジムでも、入れ墨をNGとする施設があります。
これは各会社によって方針が異なるため、スポーツジム全体の意向ではないようす。
ですが、入会時に断られるジムもあることを覚えておきましょう。
入れ墨が発覚した場合、入会後に返金してもらえずに退会させられてしまうことも。
自己申請ではあるものの、契約時にサインをしているため、あとで訴えることもできません。
針の使い回しによる感染症や、異物を体内に入れていることによる肝臓の病気が心配されるため、生命保険の加入ができないこともあります。
現在ではそのようなリスクはないと説明しても、可能性は0ではありません。
まだまだ納得できない保険会社も多いでしょう。
温泉やビーチには行かないから良いという人でも、健康維持に通うスポーツジムや、いざというときに頼りたい生命保険すらも禁止されてしまうのはショックとでは?
これらは入れ墨を除去することで利用できるようにもなるため、一度検討してみるのもいいでしょう。
2020.08.13
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