2019.06.10
入れたての刺青がかゆいとは聞くけれど、これってどのくらい我慢すればいいのでしょうか?
しばらくすれば収まるとも言われていますが、刺青がずっとかゆいままなんてこともあります。
また、数年後に突然かゆみが発症することも。なぜ、かゆいと感じるのか。
危険なケースについてもご説明します。
■刺青がかゆくなるのはよくあること
刺青によるかゆみは、放っておいてよくなることはありません。
体質によるものが多く、刺青を入れてから数年たっているのにまだかゆいという方も。
突然かゆみが発症するという方もいるため、「今はかゆくないなら大丈夫」とも言い切れません。
ある年、突然花粉症にかかるように、インクに含まれた金属や色素が反応し、体にかゆみを発症させてしまうこともあります。
かゆみ止めで一時的なかゆみは止められても、根本的な原因は取り除かれていませんし、体質が改善されたわけでもないため、常に薬が手放せなくなることもあるでしょう。
かゆくなるのは珍しいことではないものの、不快に思うことは多々あるでしょう。
■かゆいだけじゃない!刺青が台無しになることも
刺青がある以上、かゆみは止められないもの。皮膚をかきこわしてしまい、傷をつけてしまうようになります。
傷口から菌が入り込み、炎症を起こしてさらに悪化させてしまうことも。
せっかくの刺青もデザインが崩れ、赤くジュクジュクとただれて、見るも悲惨な姿になってしまいます。
かゆみを我慢して薬を塗布しても、寝ている間に無意識にかきむしってしまうことはよくあること。
かゆみは大きなストレスとなるため、刺青の存在事態が疎ましくなってしまうこともあるでしょう。
■かゆいのは肝臓の病気が原因?
かゆみの原因は、アレルギー反応でないこともあります。
かゆみだけではなく、だるさや脚がつるといった症状が出る場合には、肝疾患が疑われることも。
かゆみの原因が異なるため、市販のかゆみ止め薬や皮膚科にて処方してもらった薬では効果がないでしょう。
刺青はC型慢性肝炎に感染するリスクがあるため、肝炎によって体がかゆいということもあります。
健康診断では見つけられないため、気になる方は専門医のいる病院で検査を受けてみましょう
肝炎は放っておくと肝硬変やガンの原因にもなるため、早期の受診をおすすめします。
かゆいだけならたいしたことはないと思いつつも、放っておけば皮膚は損傷し、大きなストレスになることも。
原因となる刺青を除去してしまうのも一つの方法です。
かゆくて気になるという方、ぜひ除去する方法についても知っておいてください。
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