2019.07.06
日本で「入れ墨にまつわるアーティスト」と聞くと、体に入れ墨のあるミュージシャンを想像する方が多いでしょう。
海外では入れ墨を彫る側が、アーティストとして人気を集めているようです。
では、日本にも入れ墨アーティストは存在するのか?気になる方はチェックしてみましょう。
■入れ墨のあるミュージシャンが多いのはなぜ?
入れ墨のあるアーティストと言えば、ミュージシャンを思い浮かべる方もいるのでは?
Dragon Ash 降谷建志やB’z 稲葉浩志。
EXILE ATSUSHIなどが、大きくて目立つ入れ墨や、いくつもの入れ墨を入れています。
女性では中島美嘉や浜崎あゆみ、charaや鬼束ちひろなども。
ライブにて、おおいに見せることもめずらしくありません。
ミュージシャンにとっては、入れ墨も自己表現。
一般人とは違う魅力があるからこそ、特別な存在でいられるもの。
音楽性と含めて、自身のブランディングに役立てているのでしょう。
■海外では入れ墨を彫るアーティストが人気
入れ墨のあるアーティストが注目されるいっぽう、その入れ墨を彫る人々もアーティストとして確立した地位を築いていることも。
セレブやミュージシャンたちから指名を受けることもあり、そのデザインや技術が注目されている人もいます。
海外では「国際タトゥー・コンベンション」がおこなわれ、各国の入れ墨アーティストが腕を競う大会もあります。
ヘタウマな絵を彫る彫師が人気になるなど、入れ墨を彫る側が「アーティスト」としてもてはやされているようです。
■日本にいる入れ墨アーティストは?
日本では海外のように、「人気のタトゥーアーティスト」という存在は見つけられません。
もちろん専門の彫師は多数いますが、海外のように彫る側が注目されることはないもの。
「あの有名ミュージシャンの入れ墨を誰が彫ったのか?」知っている人どころか、存在を気にする人もいないでしょう。
日本では、入れ墨を彫ることを好意的に受け入れられないもの。
アーティストとしてカリスマ性を持つ存在があらわれることはなく、多くの人に受け入れられる文化でないことが分かります。
日本で入れ墨にマイナスイメージを持たれないのは、強い個性を必要とするミュージシャンぐらいのもの。
彫る側がアーティストとしてイメージアップできるのは、海外に限ったことのようです。
これらの事実を見つめ直すと、自身の入れ墨に魅力を感じなくなった方もいるのでは?
入れ墨は病院にて除去することが可能です。不要と思った際には、美容外科にて相談してみましょう。
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