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【医師が教える】痛み止めを使って入れ墨を入れた人は注意!失敗の恐れも

2019.07.15 

刺青除去

 

 

 

入れ墨を入れる際に、痛み止めの薬を飲んだりクリームを使ったりした方に、知っておいて欲しいことがあります。

それぞれのリスクと、入れ墨に及ぼす影響についてご説明しますので、ぜひ確認してください。

 

 

 

■入れ墨を彫る前に痛み止め薬を飲むのは有効?

「市販で売られている痛み止めの薬を服用すれば、入れ墨の痛みも感じない」そんな口コミもありますが、意味はないでしょう。

転んで怪我をしても、たまたま鎮痛剤を飲んでいたため痛みを感じなかった。

そんなわけはありませんよね。

薬によっては血液を固めにくくする成分が入っているものもあるため、入れ墨を彫る際には逆に服用しない方が良いものもあります。

痛み止めを飲んだところで、入れ墨を彫る際に無痛になることはないため、あまり意味はなかったはずです。

 

 

 

■痛み止めクリームを使った方は注意!

痛みに弱く、入れ墨を彫る前にこっそり痛み止めクリームを塗っていた。

施術後に痛み止めクリームを塗った。このような覚えがある方は要注意。

特に事前にクリームを塗った場合には、ふやけた皮膚や赤くただれた箇所に針とインクを入れるため、リスクが増すことになります。

痛み止め用の表皮麻酔は、輸入代行店から購入できるため、こっそり利用している方もめずらしくないもの。

ですが、安全性については確認できていないものも多く出回っています。

製造元が不明であり、レビューの信憑性も低く、痛み以上のリスクがある可能性も高いでしょう。

 

 

 

■痛み止めは入れ墨を失敗させるリスクも

痛み止めの市販薬や痛み止めクリーム、効果がないうえにデメリットの方が大きいことも。

知らずに使ってしまったという方、体へのリスクだけでなく、入れ墨の出来栄えにも影響を与えていたかもしれません。

痛み止めクリームは皮膚をふやかすため、入れ墨が彫りにくくなります。

ラインが思うように描けず、インクが入らないため発色しにくくなることも。

体質によっては赤みが発生し、入れ墨によって皮膚への刺激が強まることもあります。

鎮痛薬で余計な出血をしていた際にも、彫師が思うように入れ墨を入れることができなかったかもしれません。

思ったほどかっこよくなかった入れ墨は、痛み止めが原因ということもあるでしょう。

 

 

良かれと思って使用した痛み止めグッズは、かえって入れ墨の邪魔をしていたことも。

残念な入れ墨にガッカリした。皮膚への影響が気になるという方は、思い切って除去してしまうのもいいでしょう。

入れ墨の除去は病院でおこなえるため、安全な施術を受けることができます。

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