【医師が教える】腕に入った和彫りの入れ墨、上手な隠し方とは？ | 名古屋中央クリニック / 刺青除去 / ブログ
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腕に入った和彫りの入れ墨、隠す際にはどのようにしていますか？

自分では隠せているつもりでも、目立つ和彫りは見えてしまっているかもしれません。

和彫りならではの特徴と、腕にある入れ墨の隠し方についてご紹介します。

 

 

 

■そもそも和彫りとはどんな入れ墨？

和彫りとは、「筋彫り」「ぼかし」「つぶし」という手法を使用した入れ墨のこと。

絵の輪郭を描く「筋彫り」、グラデーションをつけて、濃淡を表現する「ぼかし」、しっかりと塗りつぶしてしまう「つぶし」を用いて、絵柄を作っていきます。

和彫りはぼかしを多く使用し、濃淡をつけることで絵に深みが増します。

伝統的な図案を採用するのも、和彫りに多いでしょう。

龍や虎、鳳凰や鯉などが多く使用されています。

現代的にアレンジしたものも多くありますが、従来の和彫りのように、華やかなものに。

元の皮膚が分からないぐらいに、強いラインと鮮やかなカラーを施すことが多いでしょう。

 

 

 

■腕の和彫りは隠しにくい

和彫りを腕に施した場合、どんなデメリットが生じるのでしょうか？

和彫りはモチーフが大きいため、腕にも大きく図案を入れます。

更にカラーを施せば、入れ墨の存在感はとても大きなものに。

腕に入った和彫りのデザイン例を見てみると、どれも腕全体を染め上げるほど。

長袖で隠しても、淡い色や薄い生地の服なら、簡単に透けてしまいます。

ワンポイントの洋彫りタトゥーとは異なり、コンシーラーや肌色テープで隠すことも容易ではありません。

今は良くても、将来転職したとき、お子さんにプールに行きたいとせまられたときには、困ることもあるでしょう。

 

 

 

■腕に入った和彫りの入れ墨はどう隠せばいい？

隠しにくい腕に入った和彫りの入れ墨は、濃い色の服や厚い素材でできた長袖で隠すしかありません。

ですが、暑い夏にはふさわしくないもの。着用している本人だって辛いでしょう。

入れ墨で不都合なことが多いと感じたのなら、病院にて除去してしまうことも考えてみましょう。

病院によっては、カラーの入れ墨はレーザーで対応できないという所もありますが、ピコレーザーエンライトンを導入している病院ならば、カラフルな入れ墨にも対応できます。

範囲が広くても除去できますし、切開法やハクサク法、皮膚移植法などの施術も可能です。

 

 

和彫りかつ腕に入った入れ墨は隠しにくいもの。

悩むよりは、除去した方が簡単かもしれません。

病院の除去について検討し、カウンセリングにて相談してみましょう。