2019.07.20
腕に龍の入れ墨を入れた方、そのモチーフが持つ意味を知っていますか?
龍が持つ意味や歴史を深く知れば、入れ墨の見方が変わるかもしれません。
思い当たる方は、ぜひ確認しておいてください。
■龍の入れ墨にはどんな意味がある?
龍は中国から伝わってきた、架空の生き物。
古代インドや仏教がルーツとなり、水を司る神として信仰されてきた歴史があります。
日本でも雨乞いをすると、龍が雨を降らせるとの言い伝えも。
寺の壁画や天井にも描かれてきたように、古来より愛されてきたモチーフでもあります。
腕に入れ墨で龍を描く時、昇り龍か降り龍で描かれることが多いでしょう。
長い胴体は腕にまとわせるのにちょうど良いもの。
肩から手首にかけて龍の入れ墨を施す方も多くいます。
■西洋では龍は嫌われ者だった?
龍は西洋では、「ドラゴン」という名で登場します。
蛇の体をモチーフとした龍(ドラゴン)は、邪悪な存在として嫌われていることも。
西洋では蛇は悪魔の象徴。龍も同様、悪いイメージが浸透しています。
聖書には龍はサタンとして登場し、天使ミカエルによって倒されるとの記述も。
各国の書物には、悪の象徴として語り継がれてきたものがいくつも存在します。
西洋すべての国が忌み嫌っているわけではないですが、国や風習、歴史によって価値観は異なります。
海外に行けば、「なぜ腕に龍の入れ墨を?」と驚かれることもあるでしょう。
■腕に龍の入れ墨にするのは危険なことも
「東洋で神のように崇められてきた龍を体に刻み、そのパワーを借りたい」と願った方は多いはず。
ですが、風水においては危険という見方も。
神聖な龍を入れ墨にすれば、「大きな重責を背負う」という意味になります。
龍が持つパワーが大きすぎるため、運気や士気を高めるよりも、心身のストレスになってしまうことも。
実際に龍を入れてからうまくいかなくなったという、悩みを打ち明ける方もいました。
風水を信じない方でも、モチーフの強さに自分が負けていると気づいた方もいるのでは?
強すぎるモチーフは、体に負荷を与えることもあるのです。
龍には神聖で巨大なパワーが備わっているだけに、腕に入れ墨として施すことで、疲労してしまう方も。
西洋では悪いイメージもあるため、海外では印象を悪くしているかもしれません。
龍の入れ墨によるマイナスな部分が思い当たる方は、これを機に病院で除去してみては?
腕から龍を自由に解き放った方が、良い運勢に恵まれるかもしれません。
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