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【医師が教える】入れ墨で感染症に?人生が変わるかもしれないリスクのこと

2019.08.04 

刺青除去

 

 

 

入れ墨によって、感染症にかかるリスクが高まるという事実を知っていますか?

「信頼できるタトゥースタジオで入れたから問題ない」「感染しても治せるんでしょ?」と楽観的に捉えてしまわないでください。

危険な感染症にかかる可能性は、入れ墨を入れている人なら誰しも当てはまるもの。

悲しい結末を迎えてしまった事例とともに、この機会に知っておきましょう。

 

 

 

■入れ墨で感染症リスクが高まる

入れ墨が原因となるのは、「血液感染」と呼ばれるもの。

感染している人の血液が、感染していない人の血液に触れることで起こります。

通常ならば、血液同士が触れ合う機会なんてありません。

かつては注射針の使いまわしや輸血によって、感染が広まってしまったこともありました。

現代では針は使い捨て、輸血においても管理が徹底されているため、このような事態にはなりません。

ですが、ピアスホールや入れ墨を彫る際には、感染が広まってしまうことも。

B型肝炎やC型肝炎、HIV(エイズ)にかかることがあります。

 

 

 

■入れ墨があれば感染症はひとごとじゃない

感染症なんてめったにかかるものではないと、甘くみていませんか?

血液による感染症患者は、昔に比べると減少していますが、決して少ないとは言い切れません。

医療現場による感染がほぼないと言われているのに、なぜ患者はなくならないのか?

これはピアスや入れ墨による影響が大きいとも言えるでしょう。

 

ピアスは病院にてホールを開けてもらえますが、入れ墨はそうはいきません。

入れ墨を彫る環境が徹底されていれば、患者はもっと減るはず。

未だに一定の患者数がいることから、入れ墨が原因となることは少なくないのでしょう。

 

 

 

■入れ墨で感染症に!車椅子生活になるかも?

コロンビアに住む女性が入れ墨をほどこしたところ、不幸にも感染症にかかってしまったとのこと。

脊髄にまでダメージを負ってしまい、一生車椅子がなければ生活できないことに。

さらにこの女性は妊娠中だったため、治療薬によって子供を流産。

多くの悲しみとともに、多額の治療費も必要となってしまいました

ここまで感染症による被害を受ける方はめずらしいかもしれませんが、決して他人事とは言い切れません。

 

 

入れ墨と感染症は、非常に深い関係に。少しでも不安のある方は、専門機関で検査を受けましょう。

入れ墨自体が怖くなってしまったのなら、美容外科にて除去することも可能です。

自分の体を大切にし、どうすべきかを考えてみてください。

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