2019.08.08
好きなキャラを入れ墨に彫るという、強い愛情表現をおこなった方。
入れ墨によるリスクを知っていますか?肌に彫ったことで、愛するキャラをより苦しめることになることを知っておいてください。
■好きなキャラを入れ墨に!「ヲタトゥー」とは
アニメキャラを入れた「ヲタトゥー」とは、お気に入りのキャラを入れ墨として自身の体に彫ったもの。
これでいつでも大好きなキャラと過ごせるというものです。
「痛トゥー」とも呼ばれ、周囲に強烈なインパクトを与えています。
すでにヲタトゥーを入れて、幸せな気持ちを味わっている方もいるでしょう。
周囲にどう思われようと関係ないもの。
かわいい入れ墨が、従来の入れ墨のイメージを変えるかもしれないとの声もあります。
■かわいいキャラの入れ墨でも日本は変わらない
入れ墨に「怖い」という印象がなくなれば、日本でも入れ墨をもっと楽しめるようになる。
そんな期待を寄せている方もいますが、社会に影響を与えることは難しいはず。
体に傷をつけてまで、絵柄を刻むことに不快感を抱く方はいます。
擁護すれば、「暴力団の味方なのでは?」と誤解を招くこともあるため、積極的に歓迎する姿勢を見せることはありません。
かわいいキャラであっても入れ墨は入れ墨、社会を変えるほどの大きな効果は期待できないでしょう。
周囲の評価も、他入れ墨と同じように変わることはありません。
■好きだからこそキャラがかわいそうかも?
入れ墨にほどこすほどの愛にあふれた行為ですが、入れ墨だからこそのデメリットもあります。
入れ墨インクはアレルギーを起こすこともあり、赤みやかゆみを発症することも。
大好きなキャラが赤くただれ、かき壊しによって汚れてしまうことがあります。
紫外線や肌の乾燥によって色がかすれたり色飛びしたり。
肌の老化とともに、キャラも段々と美しさをなくしてしまいます。
さらにもっと好きなキャラクターが現れた際には、入れ墨に入れたキャラに愛着が持てなくなることもあるでしょう。
入れ墨にしたばかりに、キャラにとってはかわいそうな結末を迎えてしまうかもしれません。
かわいくても明るくても、入れ墨は入れ墨。好意的に受け入れられることは考えられません。
ヲタトゥーが普及すればオタク文化が誤解され、キャラクターを愛する人々から迷惑に思われることも。
また、せっかくのキャラを傷つける可能性も秘めています。
考え直したいという方は、病院にて除去するのもいいでしょう。
「好き」という気持ちだけを大切にしてください。
2020.08.13
2020.08.11