2019.08.26
入れ墨を入れると高熱が出ると言われていますが、なかなか熱が下がらないという方も。
数日続く、痛みがある。
または入れ墨を入れてからしばらくたっているのに、痛みと熱が出てしまうなんて方も。
高熱が出る仕組みと入れ墨のリスクについてご説明しますので、ぜひ一読しておいてください。
■入れ墨で高熱が出るのは当たり前?
高熱が出ると不安になってしまうもの。
入れ墨が原因だと分かっていても、本当に体は大丈夫なのかと、後悔してしまうこともあるでしょう。
事前に知らされていたものの、こんなに熱が出て大丈夫?と怖くなることも。
これは個人差があるため、熱が出ないという方もいます。
万が一のため、どうすべきかを知っておきましょう。
■入れ墨で高熱が出る仕組みとは?
風邪を引くと高熱が出ることも。
人の体はウイルスなどの異物が入り込むと、脳が体に発熱するよう指令を出します。
体温が上昇することで菌の増殖が抑制され、侵入した外敵を食べる白血球の働きが活発化されます。
高熱が出ることで体をウイルスから守ることができるのです。
入れ墨を入れたら高熱が出るのは、体にとって危険な異物が入り込んだということ。
また、タトゥースタジオなどは病院ではないため、環境が良いとは言えません。
入れ墨を入れた影響だけでなく、雑菌が入り込んでしまった可能性もあるでしょう。
■高熱は危険の合図!すぐに病院へ
「入れ墨を彫った直後は高熱が出るもの」なんて言われていますが、長期間続く場合や痛みを伴う場合には、早期に病院に行きましょう。
雑菌が繁殖し、ショック状態を起こしていることもあります。
彫師によっては「数日熱が出るのは当たり前」「しばらく熱が続くことがある」と、当たり前のことだから心配ないとフォローする方もいますが、必ずしも大丈夫とは言い切れません。
自身や他利用者が大丈夫だったからといって、全員が安全という保証はないでしょう。
彫師は医師ではないため、高熱が収まらずに不安な方は、病院にて早期に相談するのがおすすめです。
高熱は体に異変が起こっているサインとも言えます。
入れ墨を彫ったための一時的なことと思っても、雑菌が入り込んでいることもあるかもしれません。
また、数年後に炎症を起こし、高熱が出てしまうことも。
入れ墨が原因で病気を発症することもあります。
少しでも不安な方は入れ墨を除去し、ぜひ体の安全を優先させてください。
2020.08.13
2020.08.11