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【医師が教える】「刺青」と「入れ墨」の違いから分かる日本のこと

2019.09.10 

刺青除去

 

 

 

タトゥーのことを日本語では「いれずみ」といいますが、漢字にすると「入れ墨」と「刺青」の2種類があらわれます。

果たしてどちらが正しいのか?それぞれ意味が違うのか?

気になりつつも、よく調べたことはないという方にご説明します。

2つの漢字から読み取れる日本のことについても、ぜひ考えてみてください。

 

 

 

■「刺青」は「いれずみ」でもタトゥーでもない

「刺青」を「いれずみ」と読み、日本のタトゥーと認識している方は多いもの。

この熟語、もともとは「しせい」と読み、小説のタイトルでした。

作者である谷崎潤一郎の造語であり、この小説が登場する明治43年までは存在しなかった言葉です。

入れ墨を彫る内容でありながらも、まったく新しい言葉を当てはめ、刺青を彫る人を刺青師(ほりものし)とあらわしています。

独自の世界観を築いた小説であり、その後に何度も映画化されました。

有名な文学作品であることから、「入れ墨」を「刺青」として表記することも一般的になったのです。

 

 

 

■「入れ墨」もタトゥーではない?

「入れ墨」という言葉は古代から使用されてきたわけではなく、江戸時代中期に登場します。

ところがこの入れ墨(入墨)は、刑罰としての使われてきた用語であり、ファッションとして使用された「彫りもの」とは別のもの。

犯罪者の証として彫られるものと区別されていました。

今では一般的なタトゥーと同語として扱われていますが、歴史を知る彫師のなかには、「入れ墨」と呼ばないで欲しいという声も。

現代では刑罰としての考え方はなく、タトゥーの和訳として一般化していることから、戸惑う利用客もいるでしょう。

 

 

 

■「入れ墨」と「刺青」から分かる日本の事情

彫る人、彫られる人、まったく興味のない人の間でも、「いれずみ」の表記に対する理解は異なるもの。

どれが正しくて、どれがふさわしくないという定義もなく、曖昧なまま使用されています。

「タトゥー」という呼び方が一般的という方もいますが、日本ならではの和彫りをタトゥーと呼ぶのは不自然なこと。

誰もが納得できる正しい漢字が定着しないことからも、「いれずみ」の文化が日本になじんでいないことが分かるでしょう。

 

 

「入れ墨」と「刺青」。

正しく理解していた方は少ないのでは?

名前すら不確かなものに愛着が持てず、もはや不要と思ってしまった方は、病院にて除去することを検討してみましょう。

医師の施術で「いれずみ」を除去し、気持ちをスッキリとさせてください。

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