【医師が教える】入れ墨シャツの使われ方から分かる本物のあり方 | 名古屋中央クリニック / 刺青除去 / ブログ
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着るだけで本物の入れ墨みたいに見えてしまう、「入れ墨シャツ」を知っていますか？

そんな入れ墨シャツの位置づけと普及から、本物の入れ墨のあり方が変わってしまうかもしれません。

体に入れ墨を入れている方は、ぜひ知っておきましょう。

 

 

 

■着るだけで本物みたいな「入れ墨シャツ」

「入れ墨シャツ」とは、ヌーディーなカラーのシャツに入れ墨模様を施した商品のこと。

ベースカラーが肌色のため、着れば本物の入れ墨に見えてしまうという商品です。

昔ながらの和柄を全面に施したものから、黒一色のクールなデザインのものも。

生地は薄く、素肌にピタリとフィットするため、リアル感を楽しむことができます。

商品によっては袖を長くして、手首ギリギリまで柄が施されているものも。

上に半袖シャツを重ねれば、インナーに着た入れ墨模様がより素肌っぽく見えてしまうでしょう。

カラフルなもの、凝ったデザインのものなど、自分好みの入れ墨シャツを選ぶことができます。

 

 

 

■入れ墨シャツの使われ方とは？

これらの入れ墨シャツ、ファッションとして楽しむというよりも、ネタとして楽しむ方が多く見られます。

使用用途と感想を集めてみました。

・結婚式の余興

・ハロウィン

・フルマラソン

・舞台衣装

 

イベント用の衣装として購入される方が多く、普段のファッションというよりは仮装衣装として利用しているようです。

他にもインナーとして着用し、周囲をビックリさせるという方も。

「実は入れ墨シャツ」というネタばらしをし、笑いのネタにする使い方をする人もいます。

 

 

 

■シャツ人気は入れ墨人気につながるのか

入れ墨シャツが人気ならば、本当の入れ墨自体の理解も深まりそうなもの。

ですが、意外にも逆の反応の方が増えるかもしれません。

実際に入れ墨シャツを着用してマラソンに出たところ、あまりにリアルに見えてしまったため、周囲から不審な目で見られたなんて方もいます。

入れ墨への理解よりも、本物の入れ墨に対してどう思われているのかが明らかになってしまいました。

ちなみに「入れ墨シャツ」とは、おもしろTシャツやハロウィン衣装、仮装用のカテゴリーに分けて売られています。

 

 

世間にとっての入れ墨は仮装のようなもの。

時代劇の登場人物や昔のヤクザが入れていた、普段の生活とはかけ離れたものなのかもしれません。

そんな見られ方をしていることにショックを受けたのなら、入れ墨は除去し、入れ墨シャツで雰囲気を楽しむのが良いのかもしれません。