2019.10.02
「入れ墨があっても生命保険に入りたい」いざという備えはしておきたいですよね。
ですが、入れる保険はあるのか?入れてもキチンと受け取ることができるのか?
心配な方は、この機会にしっかりと考えておきましょう。
■入れ墨があると生命保険に入りにくい
「入れ墨がある人は生命保険に入れない」こんな噂を聞いたこともあるでしょう。
絶対に入れないというわけではないものの、かなり難しいことも。
これには2つの理由があります。
反社会的勢力に関係する人を受け入れるのは、保険会社としては避けたいもの。
その判断材料に入れ墨の有無を確認することがあります。
また、入れ墨が原因で発症する病気があるため、保険会社としては見過ごすことはできません。
■入れ墨があっても保険に入る方法は?
すべての保険会社がNGとしているわけではないため、告知義務及び、入れ墨の有無について規約のない保険会社を選びましょう。
自分に合った保険を選んでもらえるサービスもあるため、利用してみてください。
ただし、手厚い保証やサービスが劣ることも。
毎月一定額の出費を必要とするものですし、いざという時に頼れなければ意味がありません。
入れ墨にばかりとららわれてしまうと、肝心の保証内容を見過ごしてしまうことも。
内容をよく吟味し、慎重に選ぶ必要があります。
■生命保険に入れても安心はできない
入れ墨の告知義務のない保険もありますが、いざというときに支払われるかは分かりません。
たとえばウイルスによる感染が原因となる病気を発症した場合、入れ墨が原因かもと診断されることも。
実際に肝炎を起こす原因となるため、その延長線上にある肝硬変や肝臓がんを発症した際には無視できないでしょう。
本当は入れ墨が原因でなくても、それを証明することは難しいもの。
当然、保険会社もその事実を把握してしまいます。
嘘をつけば、より悪い事態を招いてしまうかもしれません。
入れ墨があっても絶対に生命保険に入れないわけではありませんが、選ぶだけでも大変なもの。
さらに、いざというときにちゃんと保険金がもらえるのか分からないということもあります。
病気やケガは、いつどう起こるか分からないもの。
体が弱っている時に、お金のことで悩みたくないですよね。
不安な方、家族に迷惑をかけたくないという方は、今のうちに病院で入れ墨を除去し、きちんとした保険に入るという方法も検討してみてください。
2020.08.13
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