2019.09.30
入れ墨を彫師に依頼せず、セルフで施したという方、そのリスクについて知っていますか?
なにげに彫った入れ墨には危険が潜んでいることも。
キチンと道具をそろえて、消毒も怠らなかったという方でも同様です。
さらに他人に彫ったなんて方は、健康上のリスク以外の心配事もあるでしょう。
覚えのある方は、ぜひ一読しておいてください。
■セルフで入れた入れ墨には危険がいっぱい
彫師に頼まず、セルフで入れ墨を彫ったなんて方もいますよね。
墨汁と針があれば、自分で自分の体に入れ墨を彫ることは可能です。
ですが、墨汁にはカーボンブラックや防腐剤などの不純物が含まれていますし、劣化すればどんな菌が含まれているか分からないもの。
アレルギーを引き起こすこともあります。
針などの道具も十分な消毒がされてなければ、皮膚の中に入れてはいけないものを埋め込んでいるようなものです。
数カ月後、数年後に赤みや強いかゆみを引き起こすかもしれないことを、ぜひ覚えておいてください。
■安全性に考慮した入れ墨なら大丈夫?
彫る前に体も手も道具も消毒したから大丈夫、または専用の道具を使用したという方もいるでしょう。
ボールペンや安全ピン、墨汁などを使わずに自分でプロの道具を購入し、セルフで彫ることも可能です。
ですが、道具を変えてもリスクは変わりません。
彫った環境の衛生状態はどうでしょうか?
空気中に舞っているホコリやカビは?
消毒をする前に爪の中まで丁寧に洗浄しましたか?
ゴム手袋を使用したとしても、抗菌済みの確かな手袋だったのでしょうか?
皮膚に針を入れるということは、非常にデリケートなこと。
素人が注意したつもりでも、専門家が見れば危険なことも多々あります。
■友達に入れ墨を彫ったら裁判になるかも?
彫師が客に入れ墨を彫り、医師法違反罪で裁判になった事件をご存じですか?
タトゥースタジオを営業し、実績のある彫師であっても、他人の体に針を入れることは違法であるとの見方もあります。
セルフ入れ墨に自信をつけ、もしも友達に彫ってしまったら罪に問われるかもしれません。
今はよくても、将来体に異変が起きた時に訴えられてしまうなんてことだって、ないとはいいきれません。
軽い気持ちでセルフ入れ墨を試してしまった方、後悔しているのなら、ぜひ美容外科にて入れ墨を除去することをおすすめします。
さまざまな施術法をご提案できますので、気軽にカウンセリングを受けてみてください。
2020.08.13
2020.08.11