2019.09.27
自分が彫ってもらった背中の入れ墨が、相場より高かったらどう思いますか?
「それだけの価値がある」と納得される方もいれば、「ボッタクられた?」と疑う人もいるでしょう。
まずは相場を確認し、値段以上の価値かどうかを考えてみてください。
■背中に彫る入れ墨の妥当なお値段は?
あくまでも平均的な相場ですが、はがきサイズ程度であれば50,000円、B5サイズであれば80,000円ほどです。
背中一面に彫るA4サイズ以上ならば、80,000円以上が相場になるでしょう。
スタジオによっては、時間彫りで料金を決めるところもあります。
1時間で15,000円ほど。
背中一面ならば30時間かかるとして、45万円が平均的な値段といえそうです。
もちろん、入れ墨のデザインによって時間は前後するもの。
凝ったデザインを背中に隙間なく施せば、100万円を超えることもあります。
■高い値段の入れ墨は価値が高い?
相場の値段よりも背中の入れ墨の値段が高かったという方、価値の高い入れ墨と満足していませんか?
彫師によって価格が上がることもありますし、カラーの多い絵柄や、複雑な線が絡みあうようなデザインならば、値段は高くなってしまうでしょう。
ですが、なかには高い値段で価値があるように見せ、うまく儲けているところもあります。
入れ墨の値段は特に決まりがないもの。
初めての方ならば、提示された値段表で納得してしまいます。
事前に説明があったのならともかく、完成してから予想以上に値段が高かった場合には、悪徳スタジオだった可能性を疑った方がいいでしょう。
■安い値段はお得?その入れ墨は危険かも?
平均的な相場を知り、「安い値段で済んだ」と喜ぶのは待ってください。
安さで多くの顧客をつかみつつ、適当な技術で済ませるタトゥースタジオかもしれません。
技術がなく、針を使いまわしたり安いインクを仕入れたりして儲けていることも予想できます。
特に背中は目視できないところ、細部をごまかしても気づかれにくいところです。
背中一面に入れ墨を入れたにもかかわらず、相場よりも安い値段であれば、リスクを含んでいることもあります。
デザインに満足できないだけでなく、将来血液によるウイルス感染による病気の発症や皮膚の炎症が起こることもあるでしょう。
せっかく入れた背中の入れ墨、実は納得していないと嘆いている方もいるのでは?
お金はかかってしまったけれど、後悔のある入れ墨を背中に背負っているのは不快なもの。
背中一面でも、美容外科ならば入れ墨除去をおこなっています。ぜひカウンセリングを訪れてみてください。
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