2019.10.16
亡き祖父を想い、体に入れ墨を入れる若い方がいます。
有名人ならば、その入れ墨で仕事や生活に支障をきたすことはありませんが、一般の人ならば良い話が一転、不幸な結末が待っていることも。
実際にあった話を見てみましょう。
■祖父への想いを入れ墨に!その結末は?
イギリスには亡き祖父への思いを込め、体に入れ墨を彫った若い青年がいます。
家族への想いが強いのでしょうか?
カラーが目立つ入れ墨を、なんと首に施してしまいました。
本人は非常に気に入っているようですが、この入れ墨が原因で就職ができません。
「外見で判断されたくない」「スキルを見て欲しい」と訴えるものの、周囲の目は冷ややかなもの。
働くことができず、貯金が底をついてしまいました。
経済面で母親を支える優しい青年ですが、仕事が見つからないことで母どころか、自分さえも困難に陥ってしまいました。
家族想いの青年ですが、もしも入れ墨がなかったら幸せな結末を迎えていたかもしれません。
■日本でもある?祖父を身近に感じる入れ墨
大好きだった祖父を身近に感じていたくて、体に入れ墨を入れた女性もいます。
日本では入れ墨があれば、仕事はより探しにくいもの。
彼女は他人から見えにくい場所に入れ墨を入れました。
服を脱がない限りは見えないため、仕事が見つからないという心配はないでしょう。
就職活動中の彼女なりに、入れる場所には配慮したようです。
ですが、うっかり服の色が透けたり、健康診断や社員旅行で見られたりしてしまうことはあります。
まだ社会に出たことのない彼女には、そんな場面が想像できなかったかもしれません。
さらに、将来別の心配が発生してしまうこともあります。
■祖父想いの入れ墨が未来の子供に影響
将来子供が生まれても、一緒にプールや温泉に行けなくなってしまうことがあります。
子供が母親の入れ墨を友達に話してしまい、ママ友から距離を置かれてしまうなんてことも。
決して軽々しい気持ちではないものの、その想いを他人に理解してもらうのは難しいでしょう。
「入れ墨」にしたばかりに誤解を受け、子供にまで影響してしまうこともあります。
今は大丈夫でも、ずっと大丈夫でいられるとは限らないのです。
入れ墨が原因で不幸になるなど、祖父は望んでいないはずです。
孫や子孫が幸せに暮らしてくれることを、何より願っているのかもしれません。
社会的にリスクのある入れ墨は除去し、平和な生活を送ることを考えてみましょう。
2020.08.13
2020.08.11