2019.10.19
入れ墨があると反社会的組織や暴力団の証と言われますが、ファッションタトゥーがある現在では、そのイメージは古いと反発する方もいるでしょう。
なぜ危ない組織の一員に見られてしまうのか?
入れ墨があると世間にどう思われるのか確認してみましょう。
■入れ墨は危ない組織に属している証拠?
入れ墨と聞くと、「犯罪組織に所属している人」とイメージする人もいるほど印象が悪いもの。
反社会的組織に属する人たちが入れ墨を入れることから、「入れ墨=悪」という印象が刷り込まれてしまったのでしょう。
江戸時代には入れ墨を刑罰に用いていたこともあり、さらに暴力団関係者が派手な入れ墨を入れ、反社会的なイメージを強めてきた歴史が影響しているのでしょう。
海外でもギャングや刑務所仲間が入れ墨を入れていたことから、悪い組織のイメージは消えていません。
有名セレブの入れ墨ならともかく、見知らぬ一般人なら危険な組織に属していると思われることもあります。
■実際にあった入れ墨を脅しに使った組織
入れ墨が暴力団の証など、遠い昔のこと。
今では一般人も普通にファッションとして楽しんでいるという方の方が多いでしょう。
ですが、暴力団組織の一員がトラブルになった相手に「俺はやくざ」だと入れ墨を見せ、脅迫罪で逮捕された事件がありました。
口で「やくざ」と名乗るだけでなく、わざわざ入れ墨を見せることで「入れ墨=暴力団」と強くアピールできることを知っていたのでしょう。
普段は関わりのない組織ですが、やはり反社会的組織と入れ墨は切っては切れない関係のようす。
たとえファッションタトゥーでも、良い印象は持たれないのかもしれません。
■入れ墨があると一般的な組織に属せない
入れ墨があると、就職や転職が難しいこともあります。
小さな入れ墨、服に隠れた入れ墨であっても、入れ墨の有無を確認する会社もあるため、嘘をつけば解雇の対象になるかもしれません。
就職はできても、同僚にバレて社内にて孤立してしまうこともあります。
危険な組織に間違われなくても、社会の組織に安心して属することが難しくなってしまうのです。
入れ墨があることで反社会的組織と疑われたり、社会的組織に属するのが難しかったりと、あまり良い思いをしなかった方もいるでしょう。
入れ墨は美容外科にて除去してもらうことも可能です。
もしも後悔しているのなら、病院にて施術を受けるのがおすすめです。
2020.08.13
2020.08.11