2019.10.23
タトゥーのある外国人観光客が増えたことから、入れ墨が入った日本人でも温泉を自由に楽しめる時代がくるかもしれません。
観光庁が発表したデータをもとに、どんな未来がくるのか確認してみましょう。
■タトゥーがあっても温泉に入りやすくなるかも
東京オリンピック開催をきっかけに、タトゥーがある外国人観光客が増えることから、タトゥーがあっても温泉に入りやすくなるかもしれません。
外国ではタトゥー人口が多く、日本のように隠すことがない国もあります。
せっかく来日してくださった海外の方を快く迎えるためにも、入れ墨の規制を緩める動きがあるようす。
入れ墨のある日本人でも、自由に温泉を楽しめるようになるかもしれません。
■入れ墨もタトゥーも入れる温泉はある!
いま現在でも、入れ墨やファッションタトゥーがあっても、いっさい問わずにお客さんを受け入れている温泉施設もあります。
成田市には日本の玄関となる成田空港があるため、海外の方が利用することも多々あるもの。
そのため、入れ墨やタトゥーのある方を制限しない施設があります。
その認識が広まっているためか、現在では苦情はほとんどなく、トラブルも起きていないとのこと。
地域によってはその特色を活かし、あえて入れ墨がある人を受け入れる施設もあります。
■やっぱり入れ墨があると温泉は利用しにくい
入れ墨でもタトゥーでも隠さずに入れる温泉はあるものの、入れ墨やタトゥーに苦手意識のある方は多く、お断りしている入浴施設は多くあります。
観光庁のアンケートでも、入れ墨の方をお断りしている入浴施設は半数以上あることが分かりました。
さらに、その観光庁がタトゥーありの観光客を受け入れる際に、施設には下記の改善方法を促しています。
・シールで入れ墨を覆う
・時間帯を工夫する
・貸し切り風呂へ案内する
海外の旅行会社に働きかけ、日本では入れ墨に独特のイメージがあることを周知しています。
外国人旅行者も納得のうえで、温泉施設のルールに従うでしょう。
おしゃれタトゥーであっても、ルールを無視して温泉を楽しむのは難しいかもしれません。
入れ墨でもタトゥーでも、温泉施設では制限がかかるもの。
決められたルールにしたがって利用するか、数少ない利用OKの温泉を探すかになってしまいそうです。
入れ墨を除去すれば、温泉で制限を受けることもなくなるでしょう。
病院で安全に除去して、めいっぱい温泉を満喫することも想像してみてください。
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