2019.10.31
「入れ墨を彫っている際に出血することはあるけれど、大丈夫なのか?」
気になっている方も多いでしょう。
痛みと出血を伴うため、彫ったばかりは不安に思ってしまいます。
ですが、本当に心配なのは彫った後。体内でどんなことが起こってしまうのか?
この機会にぜひ知っておいてください。
■入れ墨を彫るときの出血は大丈夫?
入れ墨を彫った際に出血しても、いずれ血は止まり、傷となって修復されます。
私達の体は皮膚から大量に血が出ても、適切な処置を行えば自然と修復できるようになっています。
入れ墨は針を皮膚の奥に刺すため、出血を伴うこともめずらしくありません。
時間を置いて出血が止まるのならば問題はないでしょう。
ただし、いつまでも出血が止まらない。
飲酒をしてしまい、大量に出血してしまった場合には病院にて相談してください。
すぐに出血が止まった人でも、入れ墨が体内の血液にどんな影響を与えているのかを知っておきましょう。
■献血しない人でも知っておくべきこと
過去6ヶ月以内に入れ墨を入れた場合、献血をすることができません。
これは血液によって肝炎等のウイルスに感染している可能性があるためです。
入れ墨に寛容な海外でも、サッカー選手のロナウド選手は献血のために入れ墨を彫らない主義を貫いているとのこと。
彼の行為によって、多くの人の命が救われています。
献血をしない人でも、入れ墨を入れたら肝炎などの疑いがあるということです。
肝炎は発症すると慢性化しやすく、放っておけばガンなどの重篤な症状を引き起こすこともある病気。
ぜひ、覚えておいてください。
■血液に入れ墨が混じる?
入れ墨に使われるインクは皮膚にとどまるものと思われがちですが、ドイツの研究機関は血液を通じてインクが運ばれることを発表しています。
インクが血液に紛れて体内に運ばれることにより、大きな健康被害につながるというわけではありません。
ですが、研究が進められれば新たな事実が発見されることもあるでしょう。
別の研究では血液循環に影響を与え、サッカー選手のパフォーマンスを低下するとの研究報告もされています。
身体中を駆け巡る血液に、不純物が混じればどうなるか?
体内に危険が潜んでいるかもしれません。
まだまだ入れ墨が血液にどんな影響を与えるのかは、不明なことも多々あります。
将来どうなるのか心配になってしまった方は入れ墨を除去し、健康リスクを少しでも抑えることを考えてみてください。
2020.08.13
2020.08.11