2019.11.04
刺青は一生消えないと言われていますが、年齢を重ねると変化があらわれます。
皮膚が老化するとともに、日常の何気ない習慣が刺青を劣化させることもあるでしょう。
年取ると刺青は消えてしまうのか?
どんな未来が待っているのか気になる方は、ぜひチェックしておいてください。
■刺青も年取る?劣化や老化の大きな原因とは
人の皮膚が老化すれば、自然と彫られた刺青も老化してしまいます。
強くくっきりと残る方もいますが、自分も大丈夫と安心しない方がいいでしょう。
彫師やデザインによって刺青の劣化具合は異なりますし、肌質が違えばどんなに腕のいい彫師でも調整は難しいもの。
インクカラーや入れた場所によって、早期に刺青が老化してしまうこともあります。
ちなみに、肌老化の原因は紫外線によることが多いです。
何気なく浴びている紫外線が、肌とともに刺青を日々老化させています。
そのため、腕や足、デコルテやうなじなどの紫外線を浴びやすいところの刺青ほど、年取るのも早いでしょう。
■年取ると刺青インクが分散してしまう?
年取ると刺青はどのように変化するのか?
刺青はいずれ分散してしまうという研究結果が専門誌にて発表されました。
ロンドン大学の准教授が20年後の刺青の変化を予測したところ、皮膚細胞の代謝とともに刺青インクが分散していく事が判明しました。
ただし、肌質や年齢、刺青のデザインや大きさによって差はあります。細いラインで描いた繊細なデザインほど、年取ると分からなくなってしまいます。
紫外線の有無やインクの種類によっても差が出るようですが、一生モノだと思っていた刺青も、年取ると分散し、消えかけてしまうのです。
■消えるよりも厄介な年取る刺青
徐々に消えていくのなら、それでも構わない。
そんな風に楽観的に捉えている方もいますが、決して完全に消えるわけではありません。
消えやすい色や線からかすれていくため、全部が均一に薄くなるわけではないのです。
年齢を重ねて肌の劣化が気になるのに、さらに老化を印象づけるかすれた刺青にガッカリしてしまうでしょう。
刺青は年取るとぼやけてしまうこともあるため、大きなシミのように残ることもあります。
消えずにキレイな刺青をキープさせるのは、かなり難しいことかもしれません。
大なり小なり刺青も劣化し、見るたびに憂鬱な気持ちにさせられてしまうでしょう。
年取る前に刺青を除去してしまうという方法もあります。
若いうちに対処したいという方は、美容外科にて尋ねてみてください。
2020.08.13
2020.08.11