2019.11.18
入れ墨を入れている人は少数派なのは知っているけれど、実際にどのぐらいの人数なのか気になったことはありませんか?
日本の入れ墨人口とともに、海外の入れ墨がある人の割合についても調べてみました。
■入れ墨を入れている人は想像以上に少ない
日本人で入れ墨を入れている人の人数は分かりませんが、おおよそ全人口の2%という統計が出ています。
ちなみに入れ墨を入れている人が多いと思われる米国人では、全人口のおよそ14%という結果に。
閉鎖的な日本での入れ墨が少ないのはわかっていても、たった2%という人数の少なさに驚いた方もいるでしょう。
さらにアメリカでもたったの14%ですから、思いのほか人数が少ないことが分かります。
これは全人口の統計のため、世代によってかたよりがあります。
米国のミレニアル世代では、その半数が入れ墨を入れているとの情報もあります。
■米国よりも人数が多い?入れ墨に関する調査結果
入れ墨を入れる人は少ないものの、消したいと思っている人は多いようです。
2016年時点で、入れ墨除去の手術が行われた件数が最も多かったのはインド。
人口が多いため、手術件数も多かったのでしょう。
次いで2位が日本、3位は米国と続きます。
日本の人口に対して、入れ墨を除去した件数が多いことに驚かれたのでは?
米国のミレニアル世代が除去に踏み切っているのに比べ、日本では入れ墨人数が少ないのに手術数は米国以上になっています。
米国でも入れ墨があることで就職しにくい、社会に受け入れられにくいという実情があります。
日本ならばより多くの人が後悔し、除去に踏み切っているのでしょう。
■日本では入れ墨を入れる人数は減っていくのかも?
いくつものタトゥースタジオがあり、古くから彫師が存在する日本ですが、今後入れ墨を入れる人は減少していくかもしれません。
近年、彫師には医師免許がないために有罪となった事件がありました。
現在は逆転無罪との判決がでましたが、まだ決着はついていません。
今後医師免許が必要になったり法律が整備されたりすれば、彫師は活動しにくくなるでしょう。
入れ墨人数はますます減り、今ある人も除去に踏み切るかもしれません。
シンプルなタトゥーが流行し、カジュアルなタトゥースタジオが増えたにも関わらず、入れ墨はまだまだ人数的には少ないもの。
さらに除去する人の人数が増えることで、その人口は減ってしまうかもしれません。
自分も入れ墨除去に気持ちが動いているという方は、病院にてカウンセリングを受けてみましょう。
2020.08.13
2020.08.11