2019.12.05
タトゥーと入れ墨、この2つは何が違うのか知っていますか?
さまざまな説がありますが、誤解しがちなことも多いでしょう。
2つの違いを解説しつつ、世間一般的にはどう理解されているのかもみてみましょう。
■タトゥーと入れ墨の違いはどこ?
「タトゥー」と「入れ墨」に大きな違いはありません。
洋彫りがタトゥー、和彫りが入れ墨という方もいますが、現代では境界線は曖昧になりつつあります。
和のモチーフである龍や虎などを彫れば「入れ墨」と思われる方もいますが、最近では和のモチーフをカラフルに、繊細な洋彫りで入れる方もいます。
昔のやくざを思わせる日本ならではの和彫りであっても、海外に行けば「タトゥー」と呼ばれるでしょう。
言葉の違い程度であり、明確な違いを示すのは難しいです。
■タトゥーと入れ墨は彫り方で変わる?
タトゥーは針が浅く、入れ墨は針を深く指すという技術の違いを指摘する方もいますが、これは彫り師によって異なることもあります。
デザインによって、または体質や使用するインクによって深さを変えることはありますし、「皮膚から何ミリ」という規定があるわけではないため、針が浅いか深いかは判定できません。
入れ墨を彫る側もタトゥーか入れ墨かで選ばず、図案や色、大きさで選ぶため、入れ墨かタトゥーかを意識して彫ってはいないでしょう。
互いの意味を分けて考えている方もいますが、明確に分けるルールは特にありません。
■世間にとってタトゥーと入れ墨の違いはない
タトゥーと入れ墨の違いについては、言葉の違い、針の深さ、彫る道具の違いなどがあげられますが、世間一般にとってはどちらも同じ。
肌に入れ墨があるかないかでしか判断しません。
タトゥーだからファッション性が高いとも、入れ墨だから日本の伝統とも評価することはありません。
タトゥー、でも入れ墨でも違いはなく、どちらも反社会的なものとして見ています。
多くの人にとっては、どちらも同じもの。
銭湯での入浴時や入社試験、ジムや生命保険の入会で断られてしまいます。
タトゥーと入れ墨に明確な違いはなく、世間の人にとっても2つの違いに関心はありません。
それよりも、肌に異物があるかどうかの方が気になってしまうのでしょう。
美容外科では針の深さや洋彫り和彫りに関わらず、除去する方法を提案することができます。
気になる方はぜひ、サイトをチェックしてみてください。
2020.08.13
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