2019.12.11
入れ墨に関する裁判が話題になったことをご存じですか?
彫り師への判決は無罪だったのか有罪だったのか?
また、この裁判をめぐっての意見もみてみましょう。
裁判の判決で入れ墨はどうなるのか?
確認してみてください。
■入れ墨裁判の判決はどうなった?
入れ墨を彫る行為は医療行為であり、医師免許を持たない彫り師を有罪とした入れ墨裁判。
この判決に驚いた方も多いでしょう。
多くの彫り師は医師免許を持っていませんし、医師免許を持つ人で入れ墨を彫ることができる人はいないはず。
不思議な判決に、さまざまな意見が集まりました。
再審では入れ墨行為は医療行為にはならないと、無罪判決が言い渡されることに。
ただし最高裁の判決はまだ出ていないため、最終的な結論は未明のままです。
■彫り師の有罪判決に納得できない意見
さまざまな意見のなかには、有罪判決の内容に納得できない医師もいます。
「入れ墨は傷跡のようなもの。医師免許を持つものが、人の肌にわざわざ傷をつける行為はできないはず」という意見もありました。
医師免許さえあれば、入れ墨を彫ることができるかどうかは別なもの。
肌に彫ることと、体の不具合を治療することはまったく異なります。
医師や彫り師だけでなく、世間一般の人でも理解しにくい判決だったため、意見もおおいに分かれました。
危険という人もいれば、芸術として認めるべきという人も。
最終的にどんな判決がでるのかは、誰も予想できないでしょう。
■判決は関係ない?入れ墨の社会的イメージ
日本では明治5年から昭和23年まで、法律で入れ墨が禁止されていた期間がありました。
彫り師だけでなく、入れ墨を彫られることも取り締まられてきたのです。
75年間もの禁止令があったことから、日本では入れ墨はイメージが悪いものに。
さらに昭和23年以降にはやくざや反社会的な人たちに親しまれてきたことから、入れ墨のイメージが良くなることはありませんでした。
最高裁で無罪判決が出ても、入れ墨に対する世間一般のイメージが回復することはないでしょう。
入れることが自由に認められたとしても、社会になじめないことに変わりはないかもしれません。
最終的な判決結果も気になりますが、有罪であれば医師免許のない彫り師が消えることに。
無罪であっても入れ墨のイメージが良くなるわけではありません。
入れ墨の未来を考え、不要と考えた方は医師に除去してもらいましょう。
美容外科にて詳細を尋ねてみてください。
2020.08.13
2020.08.11