2019.12.14
刺青があるというだけで悪いイメージがあり、犯罪と結びつけられてしまう。
刺青があっても良い人はたくさんいるのに、犯罪者のように扱われてしまうことに疑問を抱いていませんか?
そのイメージは歴史が作ったものかもしれません。
その真実をお伝えします。
■凶悪犯罪者に刺青がある人は多い?
「犯人の体には刺青がある」こんな報道を聞いたことはありませんか?
犯人の特徴の一つとして、わざわざ刺青について語られることがあります。
そのため、刺青がある人には凶悪犯罪者が多いというイメージを持つ人もいるでしょう。
実際に統計をとったわけではなく、犯罪者の中には刺青がない人の方が多いかもしれません。
日本人には刺青を入れる人口自体が少ないため、刺青のある犯罪者が少ないことも十分にあり得ます。
ですが、刺青が与えるインパクトはそれほど強いということ。
勝手に犯罪と結びつけてしまうほど、ダークな特徴であることが分かります。
■刺青と犯罪者の関係は深い
日本では江戸時代に「入れ墨刑」という刑罰があったため、刺青と犯罪者の関係は深いものでした。
やくざが好んで入れたことから、近年でもそのイメージは消えないでしょう。
さらに海外では、囚人に自ら刺青を彫らせるという刑があり、刺青を見ればどんな罪を重ねてきたのか分かるという国もあります。
プリズンタトゥーやチカーノタトゥーなどはギャングに好まれ、ダークなデザインが彫られてきました。
現在ではクールさを賞賛する声もありますが、黒一色で不気味に描かれているのは、犯罪者の証だったからでしょう。
日本でも海外でも、刺青と犯罪者の関係は歴史によって深く刻まれたもの。
現代にも、つい結び付けてしまうのでしょう。
■「刺青=犯罪者」のイメージは消えるのか?
現在ではファッションタトゥーも流行し、刺青がある海外の旅行者も多く日本にやってくるように。
かわいらしいワンポイントの刺青を見て、犯罪と結びつける人はいないでしょう。
「刺青=犯罪者」のイメージは消えつつあるかもしれません。
ですが、刺青があるだけで最初は話しかけにくい、距離を置いてしまうということはよくあること。
「怖い人かも?」と誤解されることはあります。
そのため罪を犯してなくても、些細なことで悪いイメージがつきやすいのかもしれません。
刺青と犯罪者には深い関係があるため、刺青があるだけで誤解されることもあるでしょう。
一度ついた悪いイメージはなかなか消えないもの。
苦しんでいる方は、美容外科にて除去することも考えてみてください。
2020.08.13
2020.08.11