2019.12.23
刺青に似合う日焼け肌にしたいという方、肌を焼く前に知っておいて欲しいことがあります。
それは、刺青と日焼けは非常に相性が悪いということ。
積極的に肌を焼いたことがないという方も、ぜひ読んでおいてください。
■刺青は日焼けするとどうなるのか?
刺青を入れてすぐに日焼けをしてしまうと、皮膚が化膿したり炎症を起こしたりしてしまうことがあります。
針を刺して傷を作っているわけですから、肌は正常な状態ではありません。
紫外線が刺青インクの定着を阻害し、色ムラや変色、色抜けを起こしてしまいます。
せっかく入れた刺青がすぐに劣化してしまい、かさぶたとともに剥がれ落ちてしまうでしょう。
刺青を彫って少なくとも1~2週間は、うっかり日焼けをしないよう気を付けてください。
■日焼けした後に刺青を彫るのはOK?
逆に、日焼けをして肌が落ち着かない状態で刺青を彫るのもNGです。
日焼けは肌が火傷を起こし、炎症を起こしているようなもの。
針を刺してインクを入れてもうまく色が入らず、抜けやすくなってしまいます。
日焼け後に、皮膚の皮がむけてしまうこともありますよね?
インクも一緒に剥がれてしまい、刺青もボロボロになってしまいます。
経験のある彫り師であれば、肌の状態を見て断ることもあるでしょう。
うまくラインを捉えることができず、インクもキレイに入りません。
肌に負担がかかるうえに出来栄えも悪くなるため、悪質な彫り師でない限りは歓迎しないでしょう。
■数年たった刺青とも日焼けは相性が悪い
刺青のない肌にとっても、紫外線は肌に有害であることは変わりません。
暑い夏だけでなく、真冬でも紫外線は肌に影響を与えてしまいます。
彫ってから数年たった刺青でも、肌の老化とともに刺青もどんどん劣化してしまいます。
色があせ、ラインがかすれていってしまうでしょう。
日焼けしているつもりはなくても、日が差す室内や曇りの日の外出中でも、紫外線は絶えず降り注いでいます。
肌の老化は感じなくても、刺青の方が先に劣化してしまうこともあるでしょう。
ごく普通の日常生活を送るすべての人にとって、日焼けは関係のあるもの。
刺青がある人ならば、より注意しなければ早々に劣化させることになります。
残念ながら刺青を日焼けさせて失敗してしまった方や刺青が劣化してしまった方、病院で除去してしまうという方法もありますので、美容外科の情報をチェックしてみましょう。
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