2019.12.24
hivというウイルスに感染すると、エイズという病気を発症することも。
性行為によって感染しやすい病気ですが、刺青のある人にも感染する可能性があります。
この機会にhivについて正しく理解し、自分はどうすべきか考えておきましょう。
感染の仕方や将来のリスクについて説明します。
■刺青からhivに感染することはある
HIVは血液や精液、膣分泌液にウイルスが多く分泌するため、性行為や血液を介して感染します。
血液で感染する場合、注射針から感染することが多いでしょう。
ただし、病院で注射をする場合には取り扱いにも十分配慮していますし、輸血の際には厳格な検査がおこなわれているため、病院にて感染することは考えにくいです。
感染するとすれば、麻薬などのドラッグを使用した一般人の注射針か、刺青が原因と考えられています。
刺青を彫る針を使いまわせば、hivウイルスが感染してしまうこともあり得ます。
特に海外では針を使い捨てない彫り師もいるため、知らずに感染してしまうこともあるでしょう。
■日本で刺青を入れたら感染しない?
日本で刺青を入れた場合でも、決して安心とは言い切れません。
彫り師が間違って針を使いまわしてしまった際には、感染してしまう可能性は高まります。
病院のように徹底したルールがあり、厳重な管理がされているわけではありません。
hivに関する知識も浅く、危険性についても正しく理解していないこともあるでしょう。
刺青を入れるということは、hivに感染する確率を上げてしまうということ。
100%安全とは限りません。
■大切な人がhivに感染することもある
刺青からhivに感染しても、すぐにエイズを発症するわけではありません。
人によっては数年、10年以上も発症しないこともあります。
ですが、毎日100億個ほどhivは増殖しているもの。
その間の性行為によって、相手を感染させてしまうこともあります。
hivは胎内や母乳から我が子に感染させてしまうこともあるため、早期に検査し、予防や対策に努める必要があります。
自分だけでなく、大切な人の健康を脅かす可能性を秘めていることを覚えておいてください。
刺青のある方は早期検査をおこない、hiv感染の有無を確認しておきましょう。
hivに限らず、危険な病気を発症させるかもしれないと思う方は、早期に刺青を除去することも検討してみてください。
刺青は美容外科にて、安全に除去できます。
気になることがある方は、気軽に医師に相談してみましょう。
2020.08.13
2020.08.11